伊万里ジャックFUKUOKA ~自然豊かな伊万里湾が育む新鮮でおいしいクルマエビ~『伊万里クルマエビセンター』🦐🌊
\伊万里“食”のつくりて/
伊万里クルマエビセンター

スタッフが手塩にかけ
健康で安全なエビを出荷する
日本人が大好きなエビ。日本人1人当たりのエビ消費量は世界でもトップクラスだという。中でも、クルマエビは天ぷらや寿司などで大人気。そんな日本人が大好きなクルマエビを養殖しているのが『伊万里クルマエビセンター』だ。
新鮮なイカなどを使った
無添加のエサが味の決め手

佐賀県と長崎県に面する伊万里湾。リアス式海岸の特徴でもある複雑な海岸線となっており、いくつもの入り江や大小の島がある内海だ。島が外海からの風を遮り、伊万里湾の波は常に穏やかな表情を見せている。

西日本を中心に6カ所の海でクルマエビを養殖する『(株)拓水』の『伊万里クルマエビセンター』を訪れた中村葉月さん。「伊万里でクルマエビが養殖されているのを知りませんでした」と話し、大きな養成池を覗き込む。
毎年4月の採卵からスタートし、孵化してから体長15㎜ほどの稚エビに育つまでの1カ月間は種苗槽で育て、その後、伊万里湾と壁ひとつ隔てた養成池へと移放される。この養成池は伊万里湾の海水で満たされていて、自然に近い環境で育てられる。与えられるエサは成長に合わせて変わるが、白身魚やイカなどのミールをペレット状にしたもので、化学薬品などは無添加。福森春介場長は「クルマエビはグルメで、新鮮な食材で作ったエサでないと食い付きが悪いんですよ」と教えてくれた。

安全・安心なクルマエビが育っている
潜水士が毎日潜り
清潔な環境を保ち続ける
順調にクルマエビが育ち、7月頃に20gを超える大きさになったら出荷が始まり、年明け1月頃まで続く。出荷できる大きさになったからといって油断はできない。クルマエビは夜行性で共喰いする生き物なので、夕方と夜間にエサを与える。養成池の海水は緑色に見えるが、これは珪藻(ケイソウ)という植物プランクトンでクルマエビ養殖には欠かせない。クルマエビは日中、砂の中で寝ている。そのため太陽光が砂地まで届くとストレスになり、病気などの一因になってしまう。

もし、病気で死んだエビをそのままにしておくと、あっという間に養成池のエビすべてに病気が広がる。それを防ぐために、潜水士の資格を持つスタッフが毎日潜って池の中をチェックしている。珪藻によって池底の視界は数10㎝のため、ほとんど手探り状態で死んだエビや病気のエビを除外していく。1つの養成池は25mプール3つ分ほどの大きさなので過酷な作業だ。

こうして大切に育てられた健康的なエビは、水揚げされると加工場に運ばれる。ここでサイズを量り、生きたまま出荷される活エビと冷凍や加工用などに分けられる。

『伊万里クルマエビセンター』では、「プロトン凍結機」という次世代の急速冷凍技術を用いてクルマエビを冷凍している。これは電磁波と冷風などを組み合わせ、クルマエビの細胞膜を破壊せずに凍結する技術だ。そのため解凍してもドリップがほとんど出ず、クルマエビそのものの旨味を楽しめる。

今回特別に活エビとプロトン冷凍のエビを食べ比べさせてもらったが、エビの旨味や甘味は後者の方が強く感じた。「活エビの方がおいしいという先入観がありましたが、プロトン冷凍エビのおいしさにビックリです」と驚いた様子。伊万里で養殖されたクルマエビを是非とも味わい、そのおいしさに驚いてほしい。

普段何気なく食べているクルマエビだが、こうした人たちの努力によって支えられている。直売所併設なので、足を運んでみては?




伊万里クルマエビセンター
【所】佐賀県伊万里市波多津町2420
【☎】0955-25-1112
【営】直売所営業時間 8:00~17:00
【P】あり
【交】西九州道南波多谷口インターから車で約13分
【HP】https://takusui-group.com

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