【福岡ニューオープン】技術が活きた炉端焼きと遊び心あふれる肴 『すすむ堂』| 渡辺通
技術が活きた炉端焼きと遊び心あふれる肴
バリエーション豊富な酒と炭火の香りに酔いしれる夜

夜の帳が下りるとともに賑わいを増す、渡辺通5丁目の街。昭和の時代の面影をどっぷりと残すビルの2階、階段を上り廊下を突き当たった先にあるのが『すすむ堂』である。看板はなく、表札に書かれた店名を頼りに恐る恐るドアを開けると、店主の野口貴史さんがお出迎え。「福岡での炉端ブームの火付け役」とされる『炉ばた 雷橋』の系列店『殻の三光橋』の元店長と言えば、グルメならばピンとくるかも? 前職では店長を6年勤め、飲食業界歴は16年を数える彼が、念願の独立を果たしたのだ。


『すすむ堂』の看板メニューももちろん炉端焼きだ。味付けは至ってシンプルなのだが、素材選びから切り方、焼き加減まですべてが洗練されているからこその美味がある。野菜や魚介類の産地や種類は時期によって入れ替わるが、年間を通じて提供する《さつま知覧どり》が特におすすめだ。野口さんが「脂の甘味や食感に至るまでのバランスが完璧」と言うだけであって、塩のみで味付けた鶏がすこぶる美味しい。また炉端焼き以外の肴も豊富かつ、斬新な一工夫があるモノばかりで飽きさせない。合わせる酒も、あえて卸先の酒販をひとつに絞らないことで、バリエーションに富んだ品揃えを実現しているそうだ。メニューや店内の至る所に野口さんの遊び心が活きた店。予約必須の繁盛店になる日も遠くないだろう。



『すすむ堂』
[所]福岡市中央区渡辺通5-15-6 URA-TEN bld 202
☎090-9205-1650
[営]18:00~24:00
[休]日曜、不定
[席]14席
[P]なし カード/可
[Instagram]@susumudou
