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【キテます、ビリヤニ!】 スパイスカレーの進化版とも言えるビリヤニ!本気のビリヤニを求めてカレー好きが動き出す [2/2]

香り立つスパイス、ふっくら炊き上げた長粒米。
スパイスカレーの進化版とも言えるこのひと皿が、
今じわじわと注目を集めている。手間ひまかけて仕込む、
本気のビリヤニを求めて、カレー好きが動き出す

 

 

[ザエカ]

 

異国の風吹くビル2階は
パキスタンへの入り口

 

 

’08年オープンの『ザエカ』は、福岡におけるビリヤニの先駆者と言っていいだろう。「お客さんは家族。自分の料理で少しでも元気をつけて帰ってほしい」と話すオーナーシェフ・アリさんの料理と人柄、そのどちらもがファンを引き付けて離さない。

 

店主のアリ・イルシャドさんはパキスタンのカラチ出身。機内食調理の仕事をしていたとき、就航地の一つだった日本を気に入って移住。その後『ザエカ』をオープンし、現在は自動車販売業との二足の草鞋を履く敏腕社長だ

 

異国の風を感じる店内で味わうビリヤニは、肉の味がしっかりと染み込んだ米の“パラパラ感”と、たっぷり使ったサフランの上品な香りが特徴だ。

 

本場パキスタンのビリヤーニ(1600円)。骨付きの鶏肉が2本入ったチキンビリヤニ。ボリューム感があるものの、日本米より軽くて水分量が少 ない上質なバスマティライスは、パクパク食べられて胃もたれもしない。+300円セットにできる「ミニチキンカレー」との相性もバツグン

 

「本場の味を届けるため、バスマティライス(インディカ米の一種)や具材は高品質なものを厳選使用している」そうで、数十種が入るスパイスも完全にホームメイド。辛みがあるものの、サラリとした質感のライタ(ヨーグルトソース)と混ぜ合わせれば、マイルドになって食べやすい。これが正真正銘パキスタンの味であることは、店内に飛び交うネイティブの言葉が証明している。かといって入りにくい雰囲気は一切ないので、ぜひ気軽に訪問を。

 


 

[マルハバ ハラールフード]

 

全国からファンが集う
カレー好きの聖地

 

飲食店となった現在も、店内ではスパイスや冷凍肉など、ハラールフード食材を販売している(ハラールフードとは「イスラム教徒が食べることが許されているもの」を指す)。かつて『スパイスロード』の高田さんや『クボカリー』の久保さんがバイトしていたことでも知られる。店前にある「福岡入り肉(にく)いカレー店」と書かれた看板は高田さんのお手製だそう

 

一見すると飲食店とは思えぬ、ディープな外観。それには理由があって、パキスタン人店主のジャマールさんは元々「ハラールフードに使う食材の販売店として店を開いた」から。ある日ジャマールさんが自分のために料理をしていたら、それを見た客が食べたがり、食べた人の評判がみるみるうちに広がって…「気づいたら飲食店になっていた」というではないか。

 

チキンビリヤニ(1500円)。毎週金曜はチキンとマトンのビリヤニが週替わりで登場。13種のスパイスを調合したガラムマサラとその他スパイスをふんだんに使い、香り高くスパイシーな味わいを実現。ミントの香りが爽やかなライタをかけながらどうぞ

 

今や福岡のカレー好きなら誰もがその名を知る名店に成長したが、その事実にも「私が一番驚いていますよ」と笑うジャマールさんだ。

 

 

彼が作る超本格派な料理の数々。そのレパートリーはなんど90種以上に及び、すべて「昔母親が作ってくれた味を思い出して、再現したもの」なのだとか!到底真似できぬその技術とセンスにあっぱれ!一度食べて虜になり、全国、いや世界中から通うファンも多い『マルハバ』の味、ぜひ一度お試しあれ。

 


 

[ハイダル]

 

キュートなアパートの一室で
パワーチャージ

 

バングラデシュ出身のハイダルさんが、’10年にオープンしたカレーと雑貨の店。16種類のスパイスとハーブで作る『薬膳カレー』が人気だが、ビリヤニもまた絶品だ。提供を始めたのは5年ほど前だが今ではファンも多く「今後は月に一度、週末を“ビリヤニの日”にする計画もあります」とハイダルさん。

 

 

“ビリヤニの日”には定番の『マトンビリヤニ』に加え、『エビビリヤニ』も登場予定。肉や野菜だけでなく、魚介を使ったメニューが豊富な『ハイダル』らしいビリヤニだ。エビの出汁のみで作る無水カレーがベースで、口に入れた途端、グッと押し寄せるエビの旨味!後から辛味もくるけれど、セットのサラダを食べつつ完食すると…なんだか全身がホットになって、力がみなぎるような不思議な感覚になる。

 

エビビリヤニ(2255円・サラダ&紅茶付き)。大きなブラックタイガーが2 尾乗り、見た目にもゴチソウ感たっぷりなひと皿。均一に色のついたビリヤニとキーマカレーを混ぜ合わせながら食べるのが『ハイダル』流だ。“ビリヤニの日”の詳細は決定次第、店のインスタで発表予定!

 

「うちの料理は食べるとパワーがでますよ」とにっこり笑うハイダルさん。心と体にパワーがほしい、そんなときに訪問したい店だ。

 

 

 


 

『ザエカ』
[所]福岡市中央区舞鶴1-3-4
[電]092-732-7513
[営]11:30~15:00 / 18:00~23:00
[休]土曜
[席]25席
[駐]なし
カード / 可、QRコード決済可
[Instagram] zaeka_fukuoka_halal

 

『マルハバ ハラールフード』
[所]福岡市東区筥松3-10-13
[電]080-3977-0786
[営]11:00~OS19:30(金曜のみ 12:00~)
[休]火・水曜
[席]12席
[駐]なし
カード / 不可(現金のみ)
[Instagram] marhabahalalfood

 

『ハイダル』
[所]福岡市中央区警固2-9-10 コーポ山崎1階
[電]092-714-0758
[営]11:00~15:00 / 17:00~22:00
[休]火曜
[席]16席
[駐]なし
カード / 不可(現金のみ)
[Instagram] hyder_curry

 


 

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