【インタビュー】Fuku Spo – 福岡ソフトバンクホークス /谷川原健太

谷川原健太(Tanigawara Kenta・背番号45)

10年目の飛躍へ
開幕スタメン捕手が
正捕手への思い語る
高卒入団から10年が経つ谷川原ですが長い下積み、多様な起用と、紆余曲折を経てついに本職の捕手で開幕スタメンの座を射止めました。絶対的存在だった甲斐拓也の移籍により、熱を帯びる正捕沸々と湧き上がる思いを、語ってくれました。
プロ10年目で念願の
開幕試合のマスクを被って
今年の開幕はスタメンでマスクをかぶることができました。そのことを言われたのは試合の3日前です。初の開幕スタメンだったので、すごくワクワクする気持ちと、ちゃんと抑えられるのかという不安な気持ちがありました。前日に有原(航平)さんと、思っていることのすり合わせを行ってから挑んだ開幕戦は、やっぱり独特な雰囲気で、試合に入る前はすごく緊張しました。試合に入ってからは緊張することもなかったですが、夢中で、あっという間に時間が過ぎていった感じ。正直に言って、細かいところの記憶がないです。143試合の1試合目、という特別緊張感のある試合を経験できたことは、今後の野球人生にすごくプラスになると思いますし、生かしていきたいです。
堂々とした振る舞いで
正捕手の座を射止める
ホークスに入って、今年で10年目になりました。数年間は多様な起用に応えるユーティリティプレイヤーとして外野を守ることもありました。しかし、小久保(裕紀)監督が就任された時に「捕手に専念するように」と言われ、スタメンで出たいという気持ちもあったので「やってやるぞ」という気持ちに。自分は、捕手だけでなく、打撃と走塁(足の速さ)が強みだと思っているので、そこもアピールできればと思って、準備してきました。甲斐( 拓也)さんが移籍されてからは、「絶対に自分がスタメンマスクを被る」という、より強い気持ちで過去の自分を見つめ直し、自分の足りていない部分と向き合ってきました。その一つがフィジカルの強化。昨年はウエスタン・リーグで74試合に出場しましたが、夏場は体力的な疲れが出てしまったので、体づくりから見直していて、今も球団のフィジカルトレーナーにアドバイスをもらいながら継続的に取り組んでいます。
甲斐さんは、投手とのコミュニケーションをとても大事にされていました。しっかりコミュニケーションをとった上で、相手チームの映像分析などもすごくされていたので、そこは見習いたいところ。1軍は、勝たないといけない場所なので、2軍とは求められていることが違うと思います。打たれると、試合中にも悩むというか、考えてしまうことがあるので、もっと「堂々と」しなきゃいけないですね。今の僕に足りてないところの1番はそれかなと思います。
小久保監督は「当たり前のことを当たり前にやること」をすごく大事にされています。例えば、1塁まで全力で走るとか、誰でもできるようなことですね。その考えに、引き締まる思いを感じますし、誰よりも捕手で試合に出たいので、そういうところも大事にしていきます。個人としては、1軍で100試合出場、チームはリーグ優勝と日本一を目標に掲げています。今年は捕手としてより多くの試合に出場し、勝てる捕手になれるように頑張ります。応援よろしくお願いします。
谷川原選手のプライベートに迫るQ&A
Q.福岡で好きな飲食店は?
A.福岡のお店はどこも美味しいですよね。特にもつ鍋が好きで、よくいきます。お気に入りの店は『前田屋』です。
Q.リラックスする方法は?
A.最近、ドリップコーヒーにハマっているので、豆から挽いて、自分で入れる時間がリラックスタイムですね。昨年、子どもが生まれたので、子どもの存在にも癒されています。
