大野城市「ウェルカム！大野城市の歴史スポット」心のふるさと館

2020年05月08日 公開

大野城市の歴史的な魅力を多くの来館者に分かりやすく、楽しく学べる施設として注目されています。「百閒石垣」とクライミングを組み合わせたユニークな展示や、プロジェクションマッピングによる古代山城「大野城」のビジュアル解説も斬新です。

昨年4月から公園として一般公開された「善一田古墳群」が、大野城市の歴史スポットとしてイチ押しです！「善一田古墳群」は、大野城市乙金地区にある、6～7世紀に築造された30基からなる古墳群です。これまでの発掘調査では、近隣の村で鉄製品や土器などを作っていたことが明らかになっており、これらの古墳は職人集団を束ねていた王様や指導者のものだと推測されています。

また南部の牛頸には「牛頸須恵器釜跡(うしくびすえきかまあと)」があり、調査では300年の間にのべ600基の釜があったと推測され、大野城は鉄と須恵器の一大産地であったことが分かってきました😲！

これは近隣にあった歴史上の中心地(大宰府)を、大野城一帯にいた職人たちが、ものづくりで支えていたという証拠で、大野城の歴史の中での役割が今後も注目されることになるでしょう。

現在も大野城市はベッドタウンという役割で福岡都市圏を支えていくでしょう。これから未来、大野城市はどう変貌するのか？その時代時代で必要とされる形に変化していく大野城市の未来の姿にも興味が沸いてきます！