地元で活動するアーティスト作品に出合える 注目スポット|gallery&cafe 空のいろ
福岡市から移住してきた『空のいろ』
gallery&cafe 空のいろ
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「焼きリンゴに対する憧れが以前からあった」という店主・武内さんが、改良しながら完成させた『あっぷるチーズ』(880円/ドリンクセット1200円)。リンゴを1玉豪快に使った『あっぷるチーズ』は、果肉と手作りのベイクドチーズケーキのほどよい酸味が混ざり合う個性的な味わい。有機農法で作る農家から仕入れるリンゴはシーズンにより変わる
JR久大本線うきは駅から徒歩すぐ、のどかな風景が広がる中に建つ一軒家風のその店は、一見ア—卜とは無縁なようにも見える。しかし、『空のいろ』はア—卜と縁の深い生活を送ってきた店主・武内とも子さんが営むギャラリー&カフェだ。画商を生業にしてきた武内さんは全国を長年巡り、大手デパ—卜で絵画販売を行なってきた人物。その後は大名で『Gallery Enlace 』というギャラリ—を8年ほど任され、福岡の作家の作品を主に扱ってきたが、あるジレンマをずっと抱えていたという。「お客さんから『ギャラリーは敷居が高い』、『扉の前まで来たけど開けられない。なにか買わないといけないかなという気持ちになる』と言われることが多くて。もっとアートが身近な存在にならないかなと考えて、カフェとセットにしてオープンしたのが『空のいろ』なんです」と、武内さん。その思いを胸に、2020年3月にまず赤坂に出店。その後、コロナ禍の緊急事態宣言中に事業を継続するため移転先探しに奔走する中で、導かれるように、うきは市の現在の物件に出合い「絶対にここがいい!」と即契約。2022年より気持ち新たに営業中だ。一人で切り盛りしているためメニュー数や提供速度に限界はあるが、名物のリンゴを使ったスイーツ以外にも、焼きカレー(880円/ドリンクセット1320円)やナポリタン(780円・ドリンクセット1220円)など食事メニューもある。大名でのギャラリー時代からの繋がりもあり、現在も福岡県内外で活躍する作家たちが数多く訪れる。店内での展示は毎月作家を変えて行なわれ、平面作品だけでなく陶芸やオブジェ、木彫など展示作品により店内の雰囲気がガラリと変わるから面白い。「作家の収益になってほしいから作品が売れるとうれしいし、毎回作品に対して『いってらっしゃい!』という気持ちになります」と、まるで保護者のような温かい目線で話す姿が印象的だ。「60歳を過ぎてから始めた店なので、ささやかでもいいから楽しく続けていけたら。お客様にはギャラリーで自分と向き合う時間を作ってほしいので、そんな空間になればいいですね」と武内さんが話すように、店内のどこにいても自然と視界に入る位置に作品は展示されている。アートヘの敷居の高さを感じている人ほど、なにか新しい発見や気づきを得られるかもしれない。
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取材時は、うきは在住のアーティスト・熊谷香希の個展を開催していた。作品群の展示により、店内に流れる空気も変化するように感じられるのが不思議だ。次回の5月には北九州在住の堤康博による個展「Sometimes Like this」が5月8日(木)~6月1日(日)まで開催される
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自家製のコーヒーゼリー(580円)の他、チーズケーキやガトーショコラ(各380円/ドリンクセット780円)、グラノーラクッキー(1枚100円)など、デザートメニューもあり
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