建築家の伊礼智氏が設計した 九州初の常設モデルハウス『久留米の家』｜ 株式会社ホームラボ
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福岡県久留米市
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性能に優れ、情緒もある住まい
建築家の伊礼智氏が設計した九州初の常設モデルハウス『久留米の家』。
機能性に優れ、情緒的である、日本らしいエコハウスの魅力をご紹介。
家の外とつながりながら「心地いい」家を追求
家とはどういうものだろうー。まず、住む人の健康と安全な暮らしを守る建物でなくてはならない。とはいえ、頑丈なだけも息苦しい。やはり家とは、気持ちが落ち着くような、くつろぎの場であってほしい。
私たちが理屈抜きに「心地いい」と感じる家にはおそらく、人を守る強さとくつろぎの要素の両方が備わっている。もはや性能に優れた家づくりは当たり前の時代。しかし、家の中だけが快適では、何とも味気ない。「古来日本では窓を開け、室内と外がつながることによって日本らしい情緒や文化を育んできました。家の外も含めて、家なのです」と、建築家の伊礼智さんは話す。
身体にいい素材を使い、気密・断熱・耐震等の性能に優れ、そして外とつながりながら季節を楽しめる情緒がある。それが、伊礼智さんが設計したホームラボの新しいモデルハウス「久留米の家」。強く、優しく、美しい、日本らしいエコハウスの誕生だ。
細部に宿る伊礼イズム
すべての意匠に理由がある
「性能と情緒を兼ね備えた家族にもまちにも永く愛される家で、住む人の暮らしもまちも豊かになるように」。そんなホームラボの願いとともに生まれた『久留米の家』。
外観は大らかで堂々とした佇まい。室内に入れば「いい家だ」という確信はますます深まる。次のページで示すように、「久留米の家」は断熱性・気密性・耐震性ともに極寒の北国や最大級の地震にも耐え得る数値をかなえている。しかも、家庭用エアコンを用いるシンプルな空調システムで全館の室温や湿度が維持できる構造はコストパフォーマンスが良く、メンテナンスが簡単な点も魅力だ。
すっきりと洗練されて美しい室内空間には学びが多い。外とつながる開口部の位置と設え、空間に落ち着きをもたらす天井の高さと照明の数、建具のデザイン、柱の位置と家具の役割・・・と、すべてに心地よく美しい空間にするための工夫やアイデアが息づき、住む人にはもちろん、自然や周辺の人々への思いやりにあふれている。こうした伊礼イズムは建物の規模に関係なく取り入れられる。細部に宿るホームラボと伊礼さんの哲学や美学を、ぜひ参考にしてほしい。
モデルハウス『久留米の家』
2024年7月6日にグランドオープン。
現在、予約制で見学できる。「長く愛されるいい家を」という想いを実現したホームラボの自作をぜひ体感してほしい。
［所］福岡県久留米市国分町2028
［営］10時～17時
［休］火・水曜
［Ｐ］4台※来場予約はホームページより可
モデルハウス設計 伊礼智（伊礼智設計室）
1959年沖縄県生まれ。
82年琉球大学理工学部建設工学科卒業、85年東京藝術大学大学院美術学部建築科修了後、丸谷博男＋エーアンドエーに入所。96年に伊礼智設計室を開設。
2012年から「住宅デザイン学校」で実務者向けに設計講義を行う。「伊礼智のちいさな家70のレシピ」「伊礼智の住宅設計作法心地よさのものさし」など著書多数。
■Builders Data
株式会社 ホームラボ
断熱性・自然素材にこだわり抜いた職人が造り上げる理想の家
経年を楽しむ耐久性のある構造、職人の技術、木が好き、住む上での機能性・快適性、自分らしさやこだわりといったオリジナリティー。棟生工務店では、家造りに必要な上記の要素とお客様の多種多様なご要望をつなぎ合わせ「住まい」のご提案を致します。
[住所] 福岡県久留米市山川沓形町2-21
[電話] 0942-45-6061
[設立] 平成10年5月1日
[資本金] 1,000万円
[許可・登録]建設業許可 福岡県知事許可（般- 5 ）第91863 号
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