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【福岡麺本2022 – vol.11】まろやかでコクがある 豚骨と鶏ガラのWスープ『ひろき家 福岡店』

中央区今泉『ひろき家 福岡店』

 

 

オリジナルスープが香り立つ
“家系”ラーメンとつけ麺

 

 

ひろき家は宮崎県に生まれ、現社長の大垣浩樹が義理兄にあたる風来軒創設者中野浩からラーメン道を0から学び二人三脚で2009年に創業。お客様の声を大切にし、老若男女に愛されるラーメンを「もっと広めていきたい」という強い思いから2021年春に福岡市今泉の国体道路沿いに福岡店がスタートした。

店長・小宮さんが「まずは一口飲んでみてください」というスープは、濃厚で香り高いため、くどさがなく、次々に口に運びたくなる。ベースは新鮮な豚骨と鶏ガラを高火力で炊き込みブレンドしたもの。そこに特製の醤油ダレを加えます。炊きっぱなしにするのではなく、古い骨やくず肉を取り除き新しい骨を入れ炊くことで、旨みを高濃度で抽出する事ができ、雑味が少ないフレッシュなスープを心がけている。

 

ひろき家ラーメン 700円 麺の太さ、麺のかたさ、チー油の量を選ぶことができるので自分好みの味にできる(初めはぜひ太麺で!)。おおぶりのシャーシューはやわらかくてくちどけがよく、ごはんに巻いて食べても美味だ。“家系”だが替玉(100円)もOK!

 

 

麺は特注の太麺を宮崎から取り寄せており、麺と自家製鶏油の風味がスープに絡み合う。添えられるチャーシューなどにも大満足。卓上に置かれた豆板醤、辛子高菜、刻み生姜、フライドガーリックで味変しながら食べるのもいい。「ごはんに合うスープなのでそちらもぜひ!」とのことで、スープに浸した海苔でごはんを巻いたり、辛子高菜をごはんにのせて少しスープをかけたり…楽しみ方いろいろだ。

 

 

つけ麺 800円 まずは麺だけを食べると全粒粉の細麺の香りと旨味が口の中に広がる。魚介豚骨のつけ汁につければさらに風味がアップ。※大盛り無料

 

 

もう一つの看板メニューが『つけ麺』。細麺では珍しく全粒粉を使用し、加水率など細かく調整することで喉越しよく仕上げた香り高い麺。旨みの強い魚介豚骨のスープで味わいたい。
そして、欠かせないサイドメニューが『餃子』。宮崎市は昨年一世帯あたりの餃子の購入額が宇都宮市や浜松市をおさえ日本一となった。宮崎の餃子の特徴は野菜が多めとのこと。こちらも是非試して欲しい一品だ。

 

餃子 5個300円 豚肉、キャベツ、ニラを合わせたジューシーな焼きギョーザ。野菜は玉ねぎのみを使い旨味と甘みがある小ぶりの『ミニ餃子(8個)』300円もある。『ミニ餃子』はニンニク不使用なので、ランチタイムでも気にせずに食べることができる

 

 

豚骨や鶏ガラをはじめ、肉や野菜など『ひろき家』で使われている素材は農業と畜産業で日本の食を支える宮崎県産が中心。宮崎の自然の恵みがぎゅっと詰まった一杯、一皿なのだ。そこに小宮さんたちの想いが加わる。
「今までのラーメンの概念を捨ててひろき家のラーメンを食べてもらいたい。日々ラーメンと向き合い、味だけではなく接客や店内の雰囲気もお客様には満足していただけるよう努力しています」。

 

 

 ひろき家 福岡店

[所]福岡市中央区今泉2-5-24
[☎]050-8881-0222
[営]11:00~15:00(ランチタイム11:30~13:30)
17:00~22:00(土曜・日祝日11:00~22:00)
[休]なし

※掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。
※お出かけの際は、新型コロナウィルス感染拡大防止に十分ご留意ください。

 


 

 

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