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ホテル日航福岡第27回料理コンクール!

博多駅に近いホテル日航福岡。

テーマレストラン「レ・セレブリテ」、和食の「弁慶」、中国料理「鴻臚」、鉄板焼「銀杏(イチョウ)」、そして魅惑のブッフェが楽しめるカフェレストラン「セリーナ」、メインバー「夜間飛行」に寿司「銀明翠」、ティー&カクテルラウンジと福岡でも有数のレストランを擁するシティホテルです。

ここでは、毎年料理人の腕とアイディアを競うコンクールを開催していて、今年でなんと27回目!

最優秀に選ばれたメニューは、実際にレストランで提供される伝統行事です。

会長以下取締役、役員、支配人に総料理長がずらりと並んで試食審査。

経営者としての厳しい目が光る中、美味しい料理が食べられる!とのんきな面持ちで、審査員として参加させていただきました!

今年は新人と中堅がペアを組み「チームワーク」「10年後も残るメニュー」というテーマを掲げ、食材は九州の名産と自社農園「糸島ファーム」で収穫できる野菜です。外国人宿泊客も多いホテルなので、福岡と九州というテーマはやはり重要ですね。

2人タッグを組むチーム戦は久しぶりだそうで、料理人歴10年数年〜20年超の中堅と、入ってまだ1〜4年の新人が、1カ月ほどかけてメニューを考え、予算管理から提供の仕方まで入念に組み立てて臨みました。そのメニューは…期待を上回る驚きの連続でした!

『黒酢酢豚』や『和牛肩ロースの赤ワイン煮込み』というオーソドックスな料理でも、野菜の中に豚肉を仕込んだり、ソースにオリジナリティがあったり。

低温調理することで、びっくりするほどの柔らかさを実現、さらに仕掛けのある器を使うことで二つ目の楽しみが隠れていたりと、創意工夫に満ちあふれ、驚きと感動の連続です。

また、フレンチのシェフが「がめ煮」から想起して作る『糸島産豚フィレのがめ煮風 野菜のファルス セージの香るソースで』や、製菓調理課のチームが提案した、ホテル30周年のキャッチコピーでもある『PEARL JUBILEE』は、もはや芸術の域に達していて、目に美しく、口にしても美味しい天下無双のメニュー!

調理方法にも「伝統と革新」が感じられる力作が並び、これから1つしか日の目を見ないのは勿体なくない? というレベルの高さで、商品化が待ち遠しい!(ということで、どれが商品化するかは、決定後、追ってお知らせすることにします!)

何度も試作したのに、当日は量を少なめに提供するため、スープの量の少なさで熱した石による調理に手間取ってしまいましたが、『はまぐりと河豚のスープ仕立て 海の恵み』は旨味満載で、イタリアのチーズ『ベラ・ロディ ラスパドゥーラ』をリボン状に削って入れる、後づくりのチーズリゾットが絶品! 説明を聞かないと食べ方が難しいけれど、そこをクリアしたらそれこそ10年間残るメニューになるのでは?と個人的に期待大でした!

ホテル日航福岡の公式ホームページはコチラ!https://www.hotelnikko-fukuoka.com/

自社農園「糸島ファーム」のいきいきしたパワーも感じられる宴会調理課・宴会コールの『伝統あるパテクルートを革新のスタイルで』

試食用はひと口サイズなので、1名分のポーションが各テーブルを回ります

春らしい色合いでイメージを刷新してくれる中国料理『鴻臚大丸店』考案の黒酢酢豚『四宝古老肉』

伝統的な料理に革新を盛り込んだ、宴会調理課・宴会ホット『福岡県産和牛肩ロース 赤ワイン煮込み』

フレッシュな若手のやる気とベテランパティシエの技術がみごとに合体した製菓調理課の『PEARL JUBILE』。プロポーズや結婚記念のディナーで出しては?など審査員からも商品化の要望が出ました

みごと入賞した出場者たち! 入賞を逃したメニューも素晴らしい出来で、料理人の多さとともに、その層の厚さも感じられました

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