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【リノベの達人】持続可能な循環型社会の現実へ 福岡リノベ界のパイオニアが唱える自由な住まい方、暮らし方。『リノベエステイト 株式会社アポロ計画』松山さんのお仕事

リノベの達人
リノベエステイト 株式会社アポロ計画
松山 真介/ Shinsuke Matsuyama

 

 

松山 真介:一級建築士・宅地建物取引士として活躍しながら2000年に「アポロ計画」を設立。現在は、同社の中に立ち上げた「リノベエステイト」の代表。合わせて一般財団法人リノベーション協議会九州部会会長も務める。

 

 

 

日々進化する住宅情報も
的確に伝えながら

 

 

 

20年前に中古建築の再建に特化した[リノベエステイト]を旗揚げし、トップランナーとして福岡のリノベーション界を牽引してきた一級建築士の松山真介さん。福岡に同業他社がほぼいなかった当時から、リノベーションを通じてSDGsの理念でもある「循環型社会の現実」と「住み続けられるまちづくり」に尽力してきたパイオニアだ。

 

 

ショールーム。ナラの無垢材など自然素材をふんだんに取り入れた内装が、スタイリッシュな設備機器とマッチし、上質な空間へと格上げしている

 

 

松山さんの凄さは、類い稀な発想の自由さにある。それはデザインに限ったことではなく、「家」や「暮らし」の捉え方についても言えること。昔は家を購入したら一生そこに住み続けるものと思われていたが、松山さんは随分前から家族構成や暮らしが変わった時には、積極的に住み替えることを提案。

 

今は「自分の家および建物を私物化せず、街全体を私物化して考えましょう」というアドバイスも発信している。これはリノベーションによって家のアップデートを図ったとしても、スペースに余裕がなければ機能を詰め込まず、外付けのハードディスクのように街中の店舗、スペースを有効活用することを推奨したもの。
「家にテレワークの場所を増設するのも手ですが、第4の場所となるような空間、場所を見つけるのも素敵な暮らし方です。近年は家電のIoT化が加速していて、スマートフォンやスマートスピーカーからの操作が当たり前の時代に突入してきました。導入期は『今はまだ必要ない』と躊躇される方が多いのですが、進化の状況をきちんと伝え、体験していただくのも私たちの大切な役目。デザイン、施工だけでなく、リノベーションに関わる全てのサービス、サポートを提案していきたいと思っています」

 

 

 

ショールームは照明の選び方や照らし方のヒントが満載。

 

 

見学は密を避けるためにも事前の予約がおすすめ。じっくり体感したい時は、レンタル(時間貸し)すればキッチンなどを使うこともできる

 

 

------Company Profile-------------------------------

リノベエステイト
株式会社アポロ計画

[所]福岡市中央区大手門3-12-12 BLDG64 201

[☏]092-738-9099

[HP]https://re-estate.net/

※この記事は「フクオカリノベno.6」より抜粋して記載しております

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