【家づくりのお宅訪問】インナーガレージのある家で愛車と共に豊かな時を過ごす「栗原建設がつくった新築住宅」

2021年04月29日 公開

子どもの成長に合わせて、賃貸マンションから戸建への住み替えを検討し始めたOさん夫妻。周囲から「ハウスメーカーに相談すると勧誘、営業がすごい」と聞いたこともあって、アクションを起こすことに尻込みしていたという。そんなる日、奥さまの上司が元の売地情報を教えてくれた。「そこが栗原建設の土地だったんです。そういえば、うちの会社の社屋を建設してくれたのも栗原建設だったことを思い出して。それが家づくりを相談するきっかけになりました」（奥さま）。
長年、地域に根ざして家づくりをしてきた『栗原建設』。住宅用地を複数箇所持っていたが、栗原健一郎専務は「ご主人は家の中から愛車が見えるガレージ付きの家をご要望で、“ガレージのない家は家じゃない”とおっしゃっていたのが印象に残っていて。その要望を叶えられ、かつ、リビングに大きく窓を確保するには、道路からの間口が広い土地は他になかなかなく、この土地がぴったりだと提案させていただきました」と振り返る。

太い大黒柱の存在が目を惹く、家族が憩う広々としたリビング空間。天井は一工夫して段差を設けることで、陰影が現れ味わいが出る。グリーンとも相性の良い、落ち着いたインテリアだ

ご主人はガレージと趣味を楽しめる書斎をリクエスト。一方、奥さまはやはり家事のしやすさを重視していたという。「昼間は仕事をしているので、毎日たくさんの家事をこなすのは大変。常にモノが散らからない状態をキープできるように収納は多めに。出かけている間に家事を片付けてくれるロボット掃除機のための基地も絶対欲しかったんです。もう一つ欲しかったのがランドリールーム。夫が花粉症である上に、自然に囲まれた外に干すと虫がつくのも気になるので、これまでも洗濯物は常に室内干しでした。ランドリールームを置けば、その場で干して、乾かして、片付けも楽になると思ったんです」。

洗面室の奥にはランドリールーム。物干しユニット付き。ユニットバスは普通より一回り大きい規格に

大きな愛車をゆったり停められるインナーガレージ。雨の日はここでバーベキューも楽しんでいるそう

間取りはご主人が、内装は奥さまの意見を中心にプランを考えたという。「私は明るい色合いが好きなのですが、全体のトーンは夫の好みを優先してダークカラーでまとめることにしました」。フローリングは白いと汚れや落ちた髪の毛が目につきそうだし、黒すぎると傷が目立ちそうなので、1階はダークブラウンをチョイス。その代わり、家族しか使わない個室を集めた2階は奥さまの希望で白いフローリングを選んでバランスを取った。「階段のクロスは、少し派手なものが合うかもと栗原さんからのアドバイスを基に選びました。グレー生地に葉っぱの模様が入った華やかなデザインが気に入っています。キッチンの背面はタイル風のクロスをセレクト。造作棚にはお気に入りのアイテムだけを飾るようにして、食器類は棚の下のカウンターを収納に、買い置きの食品は壁裏のパントリーに片付けて、見せる収納・隠す収納を使い分けています」。

趣味を思う存分楽しむためにつくった空間。ここからインナーガレージに続く窓から出入りもできる「愛車を見ながら趣味を楽しめるのは最高です」

念願のインナーガレージと書斎を手に入れたご夫妻。ステイホーム中はガレージ内でバーべキューをしたとのこと。想定外の用途ではあるものの、家族でおうち時間を楽しめたことに子どもたちも喜んだそう。奥さまも念願のランドリールームを手に入れ「洗濯後にすぐに、天気を気にせずに干せるのがいい。パントリーも奥行きがあるので食品をたくさん買い置きできて便利」と家事ラクの成果に大満足の様子。「こちらの要望を何でも真剣に聞いてくれて、信頼できる良きパートナーでした。イメージに近づけるために努力してくれて、家族で楽しい住まいづくりができました」。

リビング階段など家族の動線にも配慮。階段下にあるロボット掃除用のスペースなども嬉しいポイントだ。キッチンには飾り棚を付けてもらってお気に入りのアイテムを

ガレージ直結でスマートな動線の玄関ホール。リビング・2階からも施錠解錠ができるシステムキーなど、最新技術も導入