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松山ケンイチが2年間役作りに励んだ青春ボクシング・ムービーなど、4月上旬以降に観たい注目映画をチェック!!

【4月9日(金)公開】BLUE/ブルー

 青、それは挑戦者を示すボクシングの“ブルーコーナー”であり、青春の色。「流した涙や汗、すべての報われなかった努力に花束を贈りたい」と、ボクシング歴30年の田恵輔監督が万感の思いでエモーショナルなボクシング・ムービーを完成させた。主演を務めるのは松山ケンイチ。脚本に惚れ込み、約2年間じっくりと役作りに励んで、熱意とボクシング愛はあるのに実力がない主人公・瓜田を熱演。瓜田の後輩で才能と強さを併せ持つ小川を東出昌大が、不純な動機で始めたボクシングにのめり込んでいく楢崎を柄本時生が体当たりで演じる。そして、瓜田の初恋の人で今は小川の婚約者という複雑なヒロイン役は木村文乃。この4人を軸に、打ちひしがれながら前に進もうとする若者たちのドラマを映し出す。

 大牧ボクシングジムに所属するトレーナー兼選手の瓜田は、基本はできていても弱いとジム内でも軽んじられる存在。一方、瓜田の勧めでボクシングを始めた小川はすぐに頭角を現し、ジムで20年ぶりの日本チャンピオンに手が届こうとしていた。順風満帆に見えた小川だったが、パンチドランカーの症状が現れ、恋人の千佳は幼馴染の瓜田に小川へ引退を勧めるよう頼むが、瓜田は千佳に恋心を抱いていて…。

【福岡県の上映劇場】
T・ジョイ博多
T・ジョイリバーウォーク北九州
T・ジョイ久留米

 

【4月9日(金)公開】ザ・スイッチ(R15+)

 残忍な手法で殺人を繰り返す中年男と、イケてない学生ライフを送る女子高生の体が入れ替わってしまう新感覚ホラー。シリアルキラーに殺される日をループするという斬新な設定で全米大ヒットを記録した『ハッピー・デス・デイ』シリーズ(’17~)のクリストファー・ランドンが監督を務める。恐怖はもちろん、友情や家族愛といったエモーショナルなドラマが共存し、ホラーの帝王スティーヴン・キングが絶賛のツイートをした怖いのに笑える衝撃作だ。

 女子高生ミリーは学校で嫌がらせの的にされ、親友のナイラとジョシュと過ごす時間だけが心休まる時だった。ある日、学校帰りに刃物を持った男に襲われたミリーは、翌朝目が覚めると自分を襲った中年男の姿になっていて…!?

 殺人鬼の体になってしまったミリーは初の立ちションを楽しみ、女子の時には感じられなかった力強さに驚き、まさかのラブ展開も…。

【福岡県の上映劇場】
中洲大洋
ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13
T・ジョイ博多
ユナイテッド・シネマ 福岡ももち
ユナイテッド・シネマ トリアス久山

イオンシネマ福岡
シネプレックス小倉
ユナイテッド・シネマ なかま16
TOHOシネマズ 直方

TOHOシネマズ 福津
T・ジョイ久留米

 

【4月9日(金)公開】街の上で

 『愛がなんだ』(’18)の今泉力哉がメガホンを取り、共同脚本には漫画家の大橋裕之を抜擢。古着屋や古本屋がひしめく東京・下北沢を舞台に、どこにでもあって、誰にでも訪れるであろう日常が描かれた群像劇を紡ぐ。主人公は下北沢の古着屋で働く青(若葉)。行きつけも、たまのライヴもすべて下北沢で事足りる生活を送る彼は、浮気して去っていった恋人のことが忘れられずにいた。そんな彼が、美大に通う女性監督から自主映画の出演を依頼される。映画撮影という非日常体験の中で、青は魅力的な女性たちに出会うが…。

 『少女邂逅』(’17)の穂志もえかや『お嬢ちゃん』(’19)の萩原みのりなどフレッシュな女優が出演。成田凌も友情出演している。

【福岡県の上映劇場】
KBCシネマ1・2

 

【4月9日(金)公開】パーム・スプリングス(PG12)

 砂漠のリゾート地として知られるアメリカ・カリフォルニアのパーム・スプリングスを舞台に、何度も同じ日を繰り返す男女を描く。妹の結婚式に出席するも幸せムードに馴染めずにいたサラ(クリスティン・ミリオティ)は、不思議な雰囲気の青年・ナイルズ(アンディ・サムバーグ)に出会い、2人はいい雰囲気に。しかし謎の老人に突如襲撃され、奇妙な洞窟に逃げ込む。目が覚めると、再び結婚式の日の朝を迎えるタイムループに閉じ込められてしまった!? 2人で過ごす無限の今日は最高に楽しく思えたが、永遠に続く時間の迷宮から抜け出せるのか?

 ドライブインシアターで限定公開作品だったが、第78回ゴールデングローブ賞コメディ・ミュージカル部門の作品賞と主演男優賞にノミネート!

【福岡県の上映劇場】
ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13
T・ジョイ博多

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