オーナーシェフの上里克彦さんは、九州の食材に惚れ込み、地元の広島でも修業時代を過ごした大阪でもなく、ここ福岡の地に自身の店を構えた。「大阪時代も市場にある食材の8割が九州産のものでした。より美味しい料理を適正価格で提供するには、生産地に近い場所に行くしかないと考えたのです」。2020夏より完全予約制となりランチ・ディナーともにコースを楽しむ店へと生まれ変わった。さりげないサプライズが散りばめられた料理の数々に、思わず笑みがこぼれてしまう。

フェア参加メニュー

ウリボナーラ（1万3860円のコースの一品として提供）

野性味のある力強い味わいの絶品カルボナーラ

うりぼう（仔猪）の肩ロースをハーブを効かせたベーコンに！　一般的なカルボナーラには鷹の爪やローズマリー、ニンニクは入らないが、今回はあえてそれらを入れて野性味あふれる力強い味わいに仕上げたという。「ジビエでカルボナーラを作ったら、こんなに美味しいんだぞ！というのを知ってほしい」と、オーナーシェフの上里さん。パスタをつくることが大好き！というシェフの真骨頂をぜひ体感してほしい。