【福岡肉本2025】頭買いと独自の技で 佐賀牛の真髄に迫る! 『千里庵』 [2/2]
頭買いと独自の技で佐賀牛の真髄に迫る!
博多肉処 千里庵

部位ごとの個性と構成 佐賀牛の奥深さを知る
佐賀・神埼の山あいに店を構える『千里庵』は、県内外のグルマンたちを魅了してきた焼肉の名店だ。香りや肉質を見極めて選び抜いた雌の佐賀牛を一頭買いし、60を超える部位の個性に応じて厚みや切り方を繊細に調整。100通り以上に及ぶ独自のカット技術を駆使し、部位ごとの旨味と食感を最大限に引き出す丁寧な仕事が施されている。
福岡や東京から訪れる客が増えたことを受け、その声に応えるかたちで、2024年2月、福岡・今泉に『博多肉処 千里庵』を開業。塊肉は注文ごとに丁寧に手切りされ、有田焼の器に美しく盛り付けて供される。タレはすべて自家製で、薬味には佐賀産の素材を取り入れるなど、細部に至るまで“佐賀の魅力を伝えたい”という思いが息づいている。

コースは部位の特性や味わいの流れを綿密に構成し、ヒレやシャトーブリアンなど希少部位も登場。一頭買いだからこそ実現する多彩な表情とともに、佐賀牛の奥深さを堪能できる。シックで落ち着いた空間にはカウンターや個室も完備。記念日や会食など、大切なひとときを過ごす場としてもふさわしい一軒だ。


『博多肉処 千里庵』
[所]福岡市中央区今泉1-9-19 BuLaLaビル3階
[電]092-791-1977
[営]17:00〜23:00
[休]不定 [席]28席(個室2室) [P]なし
カード/可、QRコード決済可
[Instagram]@senrian2024
https://senrian.jp
昼にしか出会えない一椀 旨味を重ね変化を味わう
神の牛まぶし

経産牛を主役に据えた 新感覚の〝牛まぶし〟誕生
焼肉の名店「千里庵」が手掛ける新業態『神の牛まぶし』が、2025年7月、福岡・清川に誕生した。店名の“神”は、創業の地・佐賀・神埼への敬意に由来し、土地への想いが込められている。着想の原点は、名古屋名物“ひつまぶし”。そのスタイルを牛肉で再構築し、昼限定1日100食のみを提供する。なかでも注目したいのは、繁殖を終えた雌牛を再肥育した佐賀県産の経産牛を主役に据えている点だ。赤身の深い旨味、しっとりとした質感、やさしい脂が特徴で、SDGsの観点からも注目を集めている。一方、使用部位は肉の王様・サーロインが中心。厚切りステーキ状に焼き上げ、炊きたてのご飯にのせて供される。

器の中で味の変化を楽しめるのも、この一椀の醍醐味。まずはそのまま肉本来の旨味を堪能し、次にわさびなどの薬味で風味を変えて。3杯目は、嬉野茶と和出汁を独自にブレンドした「嬉野茶出汁」をかけて茶漬け風に。締めはお好みで卵黄(150円)を絡めてまろやかに。卓上には岩塩、ブラックペッパー、山椒も揃い、多彩な味の重なりを楽しむ自由度の高さも『牛まぶし』の魅力だ。



『博多肉処 千里庵』
[所]福岡市中央区清川2-11-23
[電]092-401-3040
[営]11:00〜15:00(なくなり次第閉店)
[休]火曜 [席]52席 [P]なし
カード/可、QRコード決済可
[Instagram]@kami_no_ushimabushi
