トップに
戻る

愛好家たちによるカレ~なる座談会  -後編-

カレーをこよなく愛する3名の“カレー狂”が、『クボカリー 大名店』に
集結しました。そのあふれんばかりの情熱をクロストークします!

 

 

 

 

たける

@take_yan78

カレーに魅了された福岡で活動中のタレント。過去にRKB「タダイマ!」内にて「カレー探偵たける」を担当。’25年末にカレー本出版予定

 

 

くにさきなるみ

@kunisakinarumi_official

カレーと酒と旅を愛する、福岡で活動中のタレント/ M C 。RKB「チャギハ!」「金曜ももピッ!」、KBC「地元応援liveWish+」出演中

 

 

モンちゃん

@mon.htk3.curry

「日本で一番カレーを食べている人」(たける談)。北九州在住。47都道府県カレー巡りを行なっており、これまでに巡った店は2200軒を超える

 

 

前編はこちらからお読みいただけます

 


 

――そういった流れはある種のトレンドとしてあるんでしょうか?

 

たける:最近の福岡のカレーシーンって、現地リスペクトのお店がすごく増えてきたんですよ。ちょっと前までは、創作スパイスカレーとか、映えるプレートにのせたりとかが多かったのに対して、シンプルな現地系が増えていますね。あと、やっとダルバート(『ダル』=豆のカレーと『バート』=ご飯が合わさったネパールの定食)も福岡において市民権を得てきましたよね。これまではメニューの後ろに「実はこんなのもあるよ」とちょっと載っている程度だったのが、専門で出すお店も増えました。

 

モンちゃん:私も「福岡ダルバートMAP」を作成するぐらい好きです。たけるさんが勧めるダルバートだと、清川の『チャウタリレストラン』の印象が強いです。

 

たける:大好きです! ワンダーランドってパチンコ屋さんが店の目の前にあるんですけど、そこのお店で会った日本人の方が「今日は勝ったから『チャウタリレストラン』に行く。負けた時は反対側の『はかたラーメン』に行く」と言っていました(笑)。ダルバートも日本人の口に合うし、シンプルな味付けの野菜のおかずだったり、豆カレーもサラッとしていて味噌汁みたいに食べられます。

 

モンちゃん:あそこのダルバートは珍しく肉のカレーにポークがあるんですよね。スパイスカレーも素敵なんですけど、たけるさんが言うようにどんどんシンプルに、本当に現地にあるものを出す店が増えています。「インドっておしゃれだな」と思うような店が増えてくるんじゃないかなとは思っていて。

 

たける:僕もインドに何回か行って思うんですけど、あっちで料理教室とか行っても、レシピが完成されすぎていて変にいじるのもちょっとおこがましいなと。もうこれしかないというレシピが多いから、多分そういうことをいろんなカレー屋さんが勉強されて、「ここはいじらず、ここを突き詰めていく現地リスペクトでいこう」と考えるんじゃないかなと。それをそのまま出す店もあるし、日本人がキュンとするようなフォルムのいわゆるカレーライスで現地のカレーを出す店も増えています。最近閉店しちゃったんですけど、平尾にあった『ロールス』さんは現地リスペクトのカレーをカレーライススタイルにして出していましたね。小倉の『カリーフランキー軒』も非常に現地リスペクト感が強いです。

 

 

なるみ:私が感じているのは、詳しい方にとってはもう当たり前ではあると思うんですけど、全国的にもきっとビリヤニはもっと盛り上がってくるだろうなと。朝の情報番組でもビリヤニ特集をやっているぐらいなんですよ。気になる方がいっぱいいるからでしょうね。

 

たける:たしかに。やっとですよね、ビリヤニ。

 

なるみ:『クボカリー』さんはずっと前から出していましたよね。私も今、家でビリヤニ作りに励んでいます。

 

たける:’17〜’18年頃にビリヤニ来るかなみたいな、カレー好きの方たちの間では「ビリヤニがすごく流行ってくるんじゃないかな」と言っていたけど、福岡ではスマッシュヒットぐらいでした。

 

モンちゃん:『マルハバ』とか『ザエカ』とか人気になりましたね。ビリヤニを食べるとコーラが欲しくなるんですよ。

 

たける:インドの方たちも基本的にお酒を飲まないから、コーラが多いですね。コーラとカレーみたいな感じで。コーラもナツメグとか色々スパイスを使っているから、合わないわけがないんです。スパイスカレーはあまり食べ慣れてない人でも、ビリヤニは炊き込みご飯なので、イメージ的にはカレーチャーハンみたいな感じで親しみやすいかも。米をしこたま食べたい時はビリヤニですね。400gぐらい入ってますから。

 

なるみ:それと、王道のカレー以外で私のおすすめもいいですか? ここだけは必ず定期的に行かなきゃというのが、薬院にある『カジュ』さん。カレーもいろんなスタイルが出てくる中で、まだなかなか同じスタイルを見かけないのは『カジュ』さんかなと思っていまして。大分の中津寄りの上毛町に本店があるんですけど、そこの薬院店ですね。

ビビンバを食べる時のような熱々の石鍋にサラサラのスープカレーが入っていて、本当にグツグツなので一生熱々で食べられます。ニンジン、ジャガイモ、玉ネギと野菜自体の甘みとか美味しさを感じられて、優しいスープも涙が出そうになります。薬膳スープカレーなんですけど、「薬膳はクセがあって苦手」、「臭い」とか思っている方もすごく食べやすくて、体がしっかり温まります。あそこは生き甲斐と言ってもいいくらい大好きですね。

 

たける:壁側の席が『一蘭』スタイルで仕切りがあって、お一人様でも行きやすいよね。

 

なるみ:コロナ禍で変わって、壁向きになりました。オーナーさんがすごくキャンプが好きで、グループも好きだけど一人時間も好きな方なので、「お一人で来られた方がゆっくりほっこりできるように変えてみました」と話されていました。

 

モンちゃん:北海道のスープカレーともまた違うスタイルですよね。『カジュ』さんがあるところってカレーエリアなのに人気だから、すごいと思います。

 

たける:仕事でご一緒する福岡の芸人さんなど、あまりスパイスカレーは得意じゃない人たちも「あそこは好き」と言っていました。

 

 

――補足情報までありがとうございます。福岡のコーヒーやパンは全国的にも有名ですが、カレーは県外からはどんな見られ方をされているのでしょうか?

 

なるみ:県外の方は、福岡にスリランカカレーを食べに来ているイメージあります。

 

たける:『ツナパハ』さんとか、いわゆる”九州ランカ“と言われているジャンルですね。

 

モンちゃん:九州ランカは価値がすごくあって、京都の人気スパイスカレー店がリスペクトして、あえて九州ランカを作ったり、そういう流れも逆にあるんですよ。

 

たける:代表的な『ヌワラエリヤ』さんは40年前ぐらいからあるんですけど、やっぱり『バダピリラ』さんとか、ああいう現地仕様の店ができ始めてから九州ランカとして区別され始めたのかなと思います。

 

モンちゃん:それを独自で豚肩ロースステーキをのせて鉄板にしたのが『Rスリランカ』。進化して東京まで広まっていきましたね。

 

たける:ちょっと前に某全国ネットの番組で紹介されてましたよ。遠くに行かないでって思いましたけど(笑)。今日はスパイスカレーの話ばかりしているけど、日本のジャパニーズスタイルのカレーに帰っていきたくなったりもするんです。

 

モンちゃん:欧風カレーとか喫茶店のカレーとか、博多駅には『ナイル』もあるし、蕎麦屋のカレーも美味しいし。本当にいっぱいあるんですよね。

 

たける:博多駅の「デイトス」の地下の『印度カレー』も、インドカレーといいつつ日本のカレーを出しているんですけど、とてつもなく好きですね。あそこのインディアンカレーはグリーンピースとかレーズンが入ったカレーピラフの上にハンバーグやカツがのっていて、さらに甘辛いカレーがかかってるんですけど、わんぱくで本当に美味しい。いろんなスパイスカレーを食べても、定期的にそういうカレーも食べたくなります。

 

 

――川端商店街の『バークレー』のカレーもそんな存在ですね。

 

モンちゃん:『バークレー』と近いところだと『スパイス』もあります。

 

 

――といったところで、話がつきないのでそろそろ締めましょうか。

 

3人:まだ話したいことあるのに!

 


 

🔹🔹続きはデジタルBOOKにて🔹🔹

 

 
   

※Amazonプライム会員なら最新号が無料で読めます!
Kindle Unlimitedにて公開中!
▼▼「今すぐチェックしてみてください!」▼▼
シティ情報ふくおか 2025.8月号

 

バナー広告募集中
SNS運用代行サービス