トップに
戻る

【美味本2025】福岡の人たちに長年親しまれている福岡生まれの『めんちゃんこ』

博多の麺代表として表紙に登場!月刊・シティ情報ふくおか2019年1月号麺特集で表紙を飾った。福岡の代表麺は『ラーメン』、『うどん』、『めんちゃんこ』となった

 

博多のソウルフード

1980年(昭和55年)、藤崎に誕生した『めんちゃんこ亭』。とんこつラーメンとも、うどんとも違う新しい麺料理『めんちゃんこ』は、瞬く間に福岡の人を虜にしていった。

 

『ソウルフード』という言葉がある。元々は、アメリカ南部の伝統的な料理を意味する言葉だった。それがいつしか、その土地の郷土料理や長年親しまれている料理などに意味合いを広げている。そういう意味で見ると、福岡のとんこつラーメンやうどんなどもソウルフードと言っていいだろう。もっと視野を広げて考えると、個人的な幼少期の思い出で詰まった料理なども、ソウルフードと言っていいのかもしれない。例えば、おばあちゃんやお母さんがよく作ってくれた料理も、その人のソウルフードと言える。こうして考えると誰しもが、ひとつはソウルフードと呼べるものを持っているはず。

 

福岡の人たちにとって、ソウルフードと呼べるものは多く存在する。ラーメンやうどんはもちろん、水炊きなどもそうだろう。そんな中のひとつに加えられるのが、『めんちゃんこ』ではないだろうか。とんこつラーメン王国・福岡で40年以上も愛されている『めんちゃんこ』。福岡発祥のオリジナル麺に思い出を重ねる人も少なくない。「初めての外食がめんちゃんこだった」、「飲んだ後のシメと言えば、めんちゃんこだった」など、いろんな場面があるだろう。福岡の人の心に息づく。『めんちゃんこ』はそんな食べ物だ。

 

『めんちゃんこ』は意外な出会いから誕生した。創業者・米濱昭英が、親交の深かった53代横綱・琴桜の稽古場に招待され、その際に食べた「ちゃんこ」の味に感動。「この味をもっと広めたい」と思い、「麺」を「ちゃんこ」スープで丁寧に煮込んだ『めんちゃんこ』が誕生した。もちろん、すぐに完成したわけではない。何度も試作を重ね、スープの出汁には高級魚・ハモなど10種類以上の素材を使うなどして天然の旨味を生かしている。煮込んでもコシのある麺は、独自の配合で作られたもの。さらには、1杯で満腹感を得られるようにと、本家のちゃんこのように野菜もたっぷり。おまけにモチまで入っているのだ。

 

元祖 めんちゃんこ
鉄鍋

特注で作られる鉄鍋のおかげで、最後まで熱々のまま食べられる。重そうに見えるが、スタッフのことを考え、軽量化が施されている。

 

ソップ

スープを意味する「ソップ」。ハモをはじめ、10数種類の素材を使い、幅広い年齢層がおいしいと感じる味を完成させた。飲んだ後にも最適。

 

スープの旨味を吸いながらも、コシのある麺。国産小麦を使った独自配合の中太麺だ。こんにゃく麺や細麺なども選べる。

 

具材

キャベツやニラ、モヤシなど国産野菜を中心に、豚肉や焼き豆腐や油揚げなどが入る。このボリュームも『めんちゃんこ』の魅力のひとつだ。

 

創業昭和55年博多発祥『鍋焼きラーメン』

 

スープや麺だけが『めんちゃんこ』の味を支えているワケではない。『めんちゃんこ亭』のトレードマークとも言える鉄鍋にもこだわりが詰まっている。最後まで熱々を保つように、熱伝導率のいい鍋を使用。特注の鋳型で作られる鉄鍋の底には、福岡市出身のグラフィックデザイナーで、福岡市名誉市民の西島伊三雄が手掛けた鬼のマークを入れる遊び心も。

 

創業から10年を迎えた1990年には、「うまいものに国境はない」と、世界をリードするニューヨークに『めんちゃんこ亭55丁目店』をオープン。行列ができるほどの人気を博した。創業以来、子どもから年配者まで多くの福岡県民に愛されている『めんちゃんこ亭』。今では天神にも店を構えるが、その味に込めた思いは創業当時から変わらず受け継がれている。


 

 

【PROFILE】1979年、レストランバー『AFTER THE RAIN』開店。1985年に『博多一風堂』をオープン。1994年の『新横浜ラーメン博物館』出店を機に豚骨ラーメンが全国区となった。現在、国内146店舗、海外141店舗でその味を伝える。

河原 成美さん

 

昔、次郎丸に住んどったけん、よく来ていましたよ。最初に食べたのは、ここ(藤崎本店)で、「変わったラーメンだな」って思った。この形(鍋焼きスタイル)での提供は珍しく、ラーメンとはまったく違う。今や独自の形やね。めんちゃんこの魅力は手作り感。それに800円くらいでこのボリュームやけんね。よくここまで進化させたと思うよ。博多にはラーメンもあるけど、めんちゃんこもあるって言いきっていいと思う。これからは、フードコートなどに入って店舗を増やしてほしいね。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

【PROFILE】子どもの頃から大相撲や落語の文字が好きで独学で修得。1981年に博多筆師として独立。店舗看板やポスターなどを手掛け、福岡市の都市景観賞など受賞歴多数。めんちゃんこ亭の看板やメニューも手掛ける。

錦山亭 金太夫さん

 

僕がめんちゃんこを初めて食べたのは、10年くらい前にここのロゴやメニューなどを書いた時。本当においしくてビックリした。最近は仕事帰りに近所の箱崎店で食べることが多いね。九州場所の季節になると、力士も来てるようだよ。最近のお気に入りは期間限定メニューの『すき焼めんちゃんこ』やね。すき焼き具材を、生で食べても自然卵『蘭王』に漬けて食べてもうまいしね。『黒ゆずこしょう』を入れると、美味しさを倍増してくれるよ。このままの味を次に伝えていってほしいですね。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

【PROFILE】地元ラジオのリポーターを経て、タレントに。1989年秋にスタートしたテレビ『ドォーモ』に出演してブレイク。その後、福岡のテレビやラジオなどで活躍を続ける。福岡県民には「カヨ姐」の愛称で親しまれる。

山本 カヨさん

 

初めて『めんちゃんこ亭』に行ったのは、自動車免許を取ったばかりの頃やけん、41年前ですよ。藤崎本店でした。当時は、こんな麺もあるよ!って感じでみんなを連れて行くことが多く、「おいしい」って言ってくれるけん、ちょっと自慢の場所でしたね。野菜も一緒に食べられますからね。よく食べるのは、『チゲ味噌めんちゃんこ』。『もつ鍋めんちゃんこ』も好きですよ。期待するのは、新メニュー。『明太クリームめんちゃんこ』などの期間限定メニューも、いつも楽しみにしています。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

【PROFILE】1999年、相方の矢野ぺぺとパラシュート部隊結成。東京で活動していたが、2006年に福岡に拠点を移す。2009年にスタートした『ゴリパラ見聞録』で人気を集め、今では福岡を代表する地元タレントとなった。

斉藤 優さん

 

初めて食べたのは28歳ぐらい。福岡に引っ越してきてすぐです。仕事終わりに先輩や後輩と大笑いしたり、時には反省したり、夢を熱く語ったり。語り尽くせぬほど思い出はあります。青春ですね。めんちゃんこ亭さんには、おつまみもあるし、〆の麺もある。そして何よりうまくて安いところです! よく食べるのは『カレーめんちゃんこ』と『生ピーマン肉詰め』です。『めんちゃんこ亭』さん、このまま変わらずに我々の憩いの場でいてください!

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

 

 

 


 

 
   

※Amazonプライム会員なら美味本2025が無料で読めます!
Kindle Unlimitedにて公開中!
▼▼「今すぐチェックしてみてください!」▼▼

https://amzn.asia/d/eKqUm8M

 

バナー広告募集中
SNS運用代行サービス