福博の町に生まれて約120年、中国料理の本質を、地元の食材で伝える『中国菜館 福新楼』

2022年12月21日 公開

掲載されている感染防止の取り組みは取材当時の認証基準に基づいており、最新の基準やガイドラインと一部異なる場合がありますのでご了承ください。

中国菜館 福新楼

リニューアルを機により一層の感染症対策を実施した福岡中華の老舗

「実は以前から厨房のあるフロアと客席フロアを分けるなど衛生管理は徹底していました。今回、リニューアルに合わせて、換気システムや空調設備をウイルスに対応したものに新調しました」と張端宏常務取締役。モダンな雰囲気に生まれ変わった1階フロアをはじめ、4階の個室などにも最新の空調設備をしつらえている。さらには、各フロアのスタッフを分けることにより、不特定多数の人の接触を最小限にするなど感染防止対策は万全と言っていい。福博の町で最初に誕生した中国料理店である同店には、常連客をはじめ観光客も多く足を運ぶ。そうした人たちに安心・安全な食事をしてもらうための老舗の誇りが感じられる。

入り口には検温と同時に手指消毒ができる機械を設置。そのための注意喚起も掲示されている。各フロアのエレベーター前にも同じ機械が設置されるという徹底ぶり！

隣のテーブルとは高さ130cmのパーティションで仕切られ、飛末拡散防止に役立っている。固定式のソファはハイバックタイプでこれも仕切りの役目を果たす。

個室内は、外気が室内に入ってきて、中の空気を他の部屋に漏れないようにする陰圧換気と呼ばれるつくりになっている。また、ウイルスにも効果があるとされる、深紫外線を照射する機能を内蔵した空調システムを採用。

中国菜館 福新楼
常務取締役　張端宏さん

お一人様からご注文いただけるプリフィックスコースもご用意しています。お気軽に新しくなった福新楼へお越しください。

認定されてよかった点

1. 認証店になり、何よりもお客様の安心につながっていると感じます。
2. 認証基準を守ることで、私たちスタッフの衛生意識がさらに高まりました。

福岡が誇る中華の名店。中国の「薬食一如」（医食同源と同意）や「身土不二」（人と土が育ったその土地の旬を正しく食べて健康に、という意味）を大切にし、中国料理の伝統に基づいた福岡の中国料理を提供する。『博多皿うどん』はここで生まれた名物。