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山間のログハウス。楽しく、のんびり、たくましく

[マルベリーハウス]がつくった
佐賀県在住/Yさんの住まい

 

「おはよう」から「おやすみ」まで お日さまとともにある生活。
からだの調子もいいみたい。

辺りはまだ真っ暗な午前4時過ぎ、Yさんご一家の朝は始まる。

家族の誰よりも早く起きて朝食の用意をするのは妻のるみこさん。雨が降る日も雪が降る日も、料理をするのは家の外。Y家のメインダイニングはウッドデッキに設えたかまどである。このかまど、実はご主人から奥さまへの誕生日プレゼント。

「せっかく自然の中に家を建てたのだから、時間をかけて生活を楽しみたいと思っていました。家を建てた当初は台所にガスコンロもあったのですが、煮込み料理とか、手間のかかることをしたくてリクエストしたんです」とるみこさん。お弁当用の玉子焼きなどちょっとした一品を作るときだけ、簡易型のカセットコンロを使っているという。

使い込まれたかまどに薪をくべて、朝はご飯と味噌汁を準備する。パチパチとはぜる火の音。小さな煙突から立ち昇る白い煙。辺りにいい匂いが漂う頃、家族がひとり、またひとりと起きてくる。 「わが家はだいたい朝の4時から5時頃に起きて、夜は8時とか9時にはもう寝むくなる(笑)。お陽さまとともに生活しているような感じです」。家にテレビを置いていないので朝は家の周辺を散歩したり、夜は子どもたちに読み聞かせをしたり。みんな毎日、早寝早起き。からだの調子も良好だ。

「子どもたちを自然の中で育てたい」という思いから、Yさんご夫妻が佐賀県の背振山の山間に家を構えたのは4年ほど前のこと。「子どもはもちろん自分たちも楽しめるように」と選んだのは、ずっと憧れていたログハウスだ。

「断熱材を入れた注文住宅を検討した時期があったんです。でも勉強すればするほど、どの選択が一番いいのか分からなくなる(笑)。でも、木だけはうそをつかない。じゃあいっそのことシンプルなログハウスがいいだろうと思ったんですよね」とご主人の和信さん。

 

料理用やストーブ用の薪を割るのはご主人の仕事。木は近くの製材所で出る端材などを利用しているのだそう。手土産代わりに薪を持って遊びにくる友達も多いのだとか

 

自然の中で暮らすから、 ゆったりとした時間の流れに合う 手間のかかることを楽しみたい。

ご主人が奥さまの誕生日に贈ったイソライトかまど。ここでほとんどの食事の用意をする。「友達もすてきねーと褒めてくれますが、『私には真似できない』って(笑)。都会じゃ難しいですよね」。かまどの横には台所を守る神様も祀られていた

 

自家製菜園

敷地面積は120坪。庭では野菜づくりも楽しんでいる。「最初に耕した畑はテーブル1枚の広さしかなかったんですよ」。今は白菜や大根、キャベツ、ブロッコリー、ケールなど10種類近くの野菜が成長中。採れたて野菜がすぐにかまどで調理できる

 

自分たちが暮らしやすいように 少しずつ改良を加えながら このログハウスを愛していきたい

最初は外国材のログハウスをイメージしていたご夫妻だが、そこはやっぱり日本人。見学に行くと自分たちが家に合わせていかなきゃならないような違和感があった。次第に日本の材木がいいなあという思いが芽生え、大分県は日田の森林組合が展開する日田杉を使ったログハウスを見学した際に、その思いは固まった。

施工に携わった桑野組の勧めもあり屋根だけには断熱材を入れて燻し銀の瓦を張ったが、他は日田杉の丸太を組んだ、どこから見ても立派な日本のログハウス。屋内は吹き抜けの天井に、どうしても必要な箇所だけを仕切った壁。決まった玄関も設けずウッドデッキに面する好きな扉から出入りするという、極めてシンプルな間取りである。エアコンもないから、家を暖めるのは大きな薪ストーブ。友人たちは使い終えた割り箸や薪を抱えて遊びにくる。 「外と中との境界線をなくして、どこにいても家族団らんの雰囲気を感じられる家が理想でした。子どもたちは懐中電灯を持って床下を探検したり、ロフトに上がってコソコソと遊んでみたり。声は全部聞こえているのに、本人たちは隠れているつもりなのがおもしろくって」と思い出し笑いのるみこさん。

 

屋内のキッチンは創作家具作家のご友人が手がけたオリジナル。使い込まれた調理道具もログハウスにぴったりなアクセサリー

Yさんお手製のカレーを囲んでのランチタイム。野菜の甘さに一同感激!

 

 

ロフトから眺めたLDK。梁からぶら下げたブランコは奥さまのお手製。ロフトに上るためのハシゴもあるが、子どもたちはもっぱら横に結ばれた綱を利用する

 

11月頃から活躍するというヨツールの薪ストーブ。自然の温かさが家中を包む

 

木枠の鏡がすてきな洗面コーナー。洗面台の下はあえて空けて掃除しやすい造りに

 

おもちゃがなければ作ればいい。 本をたくさん読めばいい。 創造力がぐんぐん 伸びる僕らの家。

この家の隅々まで知り尽くしているのは、実は3人の子どもたちなのかもしれない。和信さんはこの家に住み始めてからの子どもたちの変化をこう話す。

「家の端っこにギターや台車と積み木を組み合わせてボールが転がり落ちていく仕掛けができていたり、木の枝を組み合わせた弓矢が飾ってあったり。気づいたら家のあちこちに子どもたちが作った遊び道具があるんです。うちはテレビもゲームもないので、彼らは家にある何かを工夫して、自分たちで遊びを創るしかないわけです。何もないところから何かを見つける。そんな創造力がついたように思います」。

何が大切かと考えていたら、自然とこういう暮らしになっていた。そう振り返るYさんご夫妻。「まわりの木々や澄んだ空気から力をもらっています」。ゆっくりと流れる時間は、暖かな家族をたくましく成長させてくれる。

将来、子どもたちの個室になる予定のロフト。今は使わない家具や道具の収納スペースであり、子どもたちにとっては絶好の遊び場でもある。ロフトで遊んでいる様子も声を通してよく分かる

 

家づくりの先輩からメッセージ

子どもたちの健やかな成長。 太陽や風とともにある暮らし。 自然の恵みをダイレクトに感じられる食材。 そして家族がひとつ屋根の下、ひとつでいられる毎日。 自分たちにとって何が大事かを考えてみたら、 こういう家と暮らしになりました。 家づくりがストレスになったら大変。 誰よりも自分たちがまず楽しめるように、 大事にしたい暮らしのあり方を探ってみてはいかがでしょう。 その人にぴたりと合った家が、きっと見つかるはずです。


Company profile

マルベリーハウス桑野組

 

『呼吸する家』の通気断熱WB工法を体感してみませんか?
「シックハウス症候群」の対策は、”換気”にあります。その”換気”を、気温に応じて家が自然に調整してくれる、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる『通気断熱WB工法』。ぜひ、ショウルームで体感してみませんか。

[所]福岡県福岡市早良区干隈4-20-9
[☏]092-861-7126

[施工エリア]九州全域
[設立]昭和42年1月創業
[資本金]2000万円
[従業員数]11名
[許可・登録]福岡県知事許可(特-31)第70138号
WB工法加盟店、福岡県子育て応援宣言
ふくおか女性活躍NEXT企業
[保証]住宅性能保証制度登録業者10013627
日本住宅保証検査機構(JIO)登錄番号 A7000968
住宅あんしん保証業者番号0006506
JHS(地盤保証20年)業者登録
Joto基礎パッキング工法(10年保証)

[説明会][イベント]
随時受付中
【本社事務所】
福岡市早良区干隈4-20-9

 

【マルベリーハウス桑野組HP】←クリック

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