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Fuku Spo – 福岡ソフトバンクホークス /長谷川 勇也

長谷川 勇也(Hasegawa Yuya)
投手・背番号24

ホークスらしい野球をすれば 必ず優勝できる

いよいよ3月31日からシーズンが開幕します。昨年は優勝を逃してとても悔しい思いをしましたが、オフの間も「なぜ優勝できなかったのか」と考える時間がとても多かったですね。宮崎でのキャンプ初日、球場のスコアボードの上にチャンピオンフラッグがないのを見ると、やはり寂しい気持ちが湧いてきました。結果は(リーグ)2位とはいえ、同じ2位でもすごく悔しい2位だったので、とにかく今年は優勝したいという気持ちだけです。キャンプで他の選手とそういう話をしたわけではありませんが、きっとみんな同じ気持ちだと思います。

1月の自主トレから春季キャンプにかけても、例年以上に「今年は絶対に勝ちたい」「昨年のような思いはしたくない」という強い気持ちで練習に励んできました。しかし、どのチームも優勝を目指して必死にやっていますから、楽に勝たせてはくれないでしょう。だからこそ、ホークスらしい野球を1年間やっていくことが大事だと思います。そうすれば必ず優勝できると思っています。

実家に飾られた記事を見て、腹立たしい気持ちになった

チームの目標はリーグ優勝と日本一奪還ですが、そのために私個人として何ができるのか。それを考えたときに「リーグで一番ヒットを打った人になりたい」と思うようになりました。

正月に山形の実家に帰ったときに、(2013年に)198安打したときの新聞の記事が飾ってあったんです。それを見たら、198安打で終わったことがすごく腹立しく思えてきたんですよ。今になって「なんであと2本打てなかったんだ」という悔しさが湧いてきたので「もう一度200安打にチャレンジできるところまでいきたい」という気持ちになりましたね。

そして、首位打者になり最多安打のタイトルを取るには、試合に出続けないといけないと思っています。試合に出続けることができれば、それなりの数字は残せるという自信はありますから、まずは1年間しっかり戦えるようにしたいです。 今シーズンはヤフオクドームの人工芝が新しく張り替えられるので、それがどこまで(自分に)マッチするのかはわかりませんが、より良いコンディションで戦えればいいなと思いますね。打球の飛距離が年々伸びてきているという実感がありますから、あとは試合の中でその確率を上げていければ、昨年のような2ケタの本塁打も見えてくると思います。

そんな自分の挑戦もありますが、昨年の後半のようなモヤモヤした気持ちで試合に臨みたくはないので、選手みんなが目の前の試合に集中していけるような環境を作っていくことが大事だと考えています。

野球を通じて、喜びや感動を届けたい

昨年に引き続いて今年も選手会長を務めさせていただきますが、キャプテンの内川選手や選手会長経験者である松田選手、本多選手ともコミュニケーションを取りながら、チームをひっぱっていきたいと思っています。

ホークスは今年もユニフォームの右袖に『ファイト!九州』のワッペンを付けて戦います。昨年の震災から1年が経過しようとしていますが、ここ最近はあまり情報が発信されなくなってきていますし、私自身もどういう状況なのかを全部わかっているわけではありません。まだまだ復興に時間がかかると思いますが、少しずつでもいい方向に向かっていると思うので、野球で被災地に喜びや感動を届けられたらと考えています。

5月13日には熊本でも試合(楽天戦)をやります。昨年は鹿児島、熊本の試合からチームが波に乗っていきましたが、今年は開幕からしっかり勝っていって、いいチーム状態で熊本に入って喜んでいただけるような試合をしたいですね。そして、その後も他球団をぶっちぎっていけるようにがんばりますので、昨年以上の熱いご声援をよろしくお願いします。

※シティ情報Fukuoka 2017年4月号本誌掲載