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【すてきなリノベのお宅訪問 マンション】玄関から土間を経てバルコニーへ 人々が集い、楽しめる空間を実現!〈祐建築設計事務所/東海住宅販売〉

子どもの独立を機にリノベーションを検討。

互いに設計を生業とするUさんご夫妻が

5年の構想期間を経て理想の住まいを完成させました。

 

【living】25年前、この部屋の移住に合わせて購入したローテーブルをそのまま使用。脚の色に合わせてキッチンの色を決めたという。アイランドキッチンのため、レンジフードの高さは最後までこだわり、現場での検証を重ね、現在の高さに決まった

 

 

夫婦2人暮らしになりリノベーションを検討

25年前に新築で購入したマンションのリノベーションを意識し始めたのは、息子さんの大学進学に伴い夫婦2人暮らしになったことがきっかけ。Uさんご夫妻は共に設計の仕事に従事しており、理想の空間を実現しようと試行錯誤を重ね、気づけば5年の月日が過ぎていた。「決断のきっかけは消費増税と息子の結婚です。逆算すると’19年春には発注・着工しなければなりませんでした」。施工はご友人の推薦でマンションや戸建のリノベーションを数多く手掛ける[東海住宅販売]に依頼。担当者の白木原さんは設計事務所に勤務した経験もあり、現場で起こる問題もスムーズに解決してくれた。また、[東海住宅販売]は賃貸物件も多数所有しているため、施工中の仮住まいも用意してもらったそう。

 

コンセプトは「料理を作るところから片付けまでをみんなで楽しむキッチン」。昨年9月から暮らし始めて以来、週末ごとに友人や親戚が集い楽しく過ごしている
【kitchen】デザイン性と機能性のどちらも追求した[プランナーズジャパン]のフルオーダーアイランドキッチン
玄関からキッチンを抜けて左奥のルーフバルコニーまで靴のまま行くことができる              

 

 

以前から友人や親戚を招き、食事やBBQを楽しんでいたというUさん夫妻。今回のリノベーションでは、キッチンを中心に据え、ルーフバルコニーやトイレにも、土間を通じて靴のまま移動できるような間取りにした。「きっと彼女は気に入るだろうという確信があったので、以前の仕事で繋がりのあったプランナーズジャパンさんのショールームに連れていきました」と、ご主人。その言葉通り、キッチンはすぐに決まり、そこからプランを組み立てていったという。「リノベーションを通して、自分の生活スタイルやモノとの向き合い方を整理できましたね」。とふたりは満足そうに話してくださった。暮らし始めて約半年。週末ごとにお披露目会を催し、楽しい時間を過ごしている。

 

これまで読んできた本を全て見通せる空間にしたいと、壁一面を本棚に。床以外の木部は全てMDF(中質繊維板)を採用し塩ビ素材を極力排除するなど、環境にも配慮した

 

 

 

【私のリノベオーダー】玄関から土間で繋ぎ 靴のままバルコニーへ

ルーフバルコニーでBBQや食事を楽しむ機会が多いので、みんなで楽しく使えるキッチンにしたいと考えました。また、バルコニーまで靴を脱がずに行けるよう、土間で繋ぐことにしました。

 

【Q リノベーションを選んだのはなぜ?】

長年暮らしていて愛着もありましたし、駅や仕事場からも近く便利だったため、スケルトンリノベーションを選択。老朽化した設備も全て取替え、発砲性断熱材や内窓も取り入れ、断熱性能を高めたいという想いもありました。

 


このリノベを手がけた会社▶▶
●有限会社祐建築設計事務所

住所:福岡市東区水谷2-19-4-502
電話:092-672-5691
http://www.fsk.or.jp/you/

 

●東海住宅販売株式会社

住所:福岡市東区千早2-1-1
電話:092-661-1626
http://tokai-j.jp/

 

 

*本記事は
「フクオカリノベ 2020 no.04」より抜粋して掲載しています。
https://www.fukuoka-navi.jp/51879

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