【ふくおかさん家のうまかもん】マイルドな辛味と爽やかな香り広がる秋の風物詩『しょうが』 ~Produce of Fukuoka City~
“福岡市内産”食材の競演
福岡市内で採れた食材を使い、それぞれの特色を生かして名店のシェフたちが腕を振るう。
家庭料理とはひと味違ったプロの技を堪能しよう!

脊振山の湧水で育つ
みずみずしいショウガ


福岡県と佐賀県を隔てる脊振山の山際、この地でショウガを育てるのは、米澤さん夫妻。「私たちが借りたのは、元は棚田だった荒れ地です。段々畑として再生するのはとても大変でした。ようやく完成した畑で、さまざまな農作物を試しましたが、日当たりが悪く、なかなかうまく栽培できませんでした」と当時を振り返る。
一方、段々畑の中でも上部に位置するエリアということもあり、脊振山系のきれいな湧き水に恵まれている。この地で栽培するショウガは、みずみずしくふっくらと育つそうだ。
名産地で技術を学び
土づくりを徹底

ショウガの生産量は1位が高知県、2位が熊本県。熊本出身の竜ーさんは、つてを頼って八代市でナンバーワンのショウガ農家を訪ねるも、門前払い。その後、何度も通い詰めて、ようやく弟子入りが認められた。
ショウガは、病気の影響を受けやすい、とてもデリケートな野菜。そのため、畑に入る際は靴を履き替えるなど、土壌に菌が入り込むのを徹底して防ぐ。さらに、畑を毎年サイクルさせることで、連作障害も防いでいる。
その甲斐あって、現在の生産量は年間約15t。出荷先は広島県のスーパーが約5割、福岡市の学校給食が約3割。残り約2割は『博多じょうもんさん市場』などの産直市場のほか、インターネットを通じた販売などで消費者に届けている。

辛味と香りが魅力的
料理人も認めた味わい

ショウガは寒さにも弱いため、霜が降りる前にすべての収穫を終える。収穫したショウガは、9月から11月は新ショウガ、12月から翌年8月までは保冷庫で熟成させた囲いショウガとして出荷。新ショウガはみずみずしくて辛味はマイルド、囲いショウガは香りと辛みが強いのが特徴だ。
畑から掘り起こしたばかりの新ショウガのすりおろしを試食した料理人からは、「辛さはスッと引いて後味がいい」「香りが華やか」と好評だった。新ショウガは甘酢漬け、囲いショウガは炊き込みご飯や鍋で食べるのがおすすめ。米澤さんが運営する『山の農園』の通販サイトではショウガに加え、シロップや飴などショウガを使った加工品も取り扱っている。

【山の農園】
米澤竜一さん(左)/ 米澤佳江さん(右)
竜ーさんは大病を患ったことで働き方を見直し、2008 (平成20)年に農地を借りて就農。妻の佳江さんと共に、自然と向き合いながら手間ひまかけて丁寧にショウガづくりを行なう
Instagram:@kotokoto_kitchen
HP:https://kotokotoyama.stores.jp
~今回ツアーに参加した飲食店の皆様~
【いろり焼き 筑前堀 (ちくぜんぼり)】
住所:福岡市西区今宿上ノ原125
電話:092-806-5655
Instagram:@tikuzenbori
【博多料亭 稚加榮 (ちかえ)】
住所:福岡市中央区大名2-2-17
電話:092-721-4624
Instagram:@hakataryoteichikae
【PIZZAREVO (ピザレポ)】
住所:福岡市東区二又瀬新町4-2
電話:092-791-5014
Instagram:@pizzarevo_official
【Bistro MATSUSHIMA (ビスト ロマツシマ)】
住所:福岡市博多区南本町1-4-12
電話:092-573-8858
Instagram:@bistro_matsushima
HP:https://www.bistro-matsushima.net
【リストランテ Kubotsu (クボツ)】
住所:福岡市中央区天神2-5-55 レソラ天神 4階
電話:092-724-0600
Instagram:@ristorante_kubotsu
◆Instagramでも生産者さんや飲食店の情報をお届けしています!
うまかもん @umakamon_fukuokacity
