【インタビュー】Fuku Spo – アビスパ福岡 /奥野 耕平

MF 奥野 耕平(Okuno Kohei・背番号8)

自分の色で
存在感を示すために
百年構想リーグで味わった悔しさと自分の色で勝負できた確かな自信。その自信を胸に、「リーグ6位以上」を目指す2026/27シーズンが始まる。
名古屋戦でつかんだ手応え
「新シーズンへの準備はできた」
いよいよ新しいシーズンが始まります。明治安田J1百年構想リーグでは、チームとしても個人としても徐々に手応えを感じていましたが、西地区最下位という結果に言い訳はできないと思っています。ただ、2026/27シーズンに向けた準備はできたと思います。塚原(真也)監督の目指すサッカーへの理解が深まり、チーム内のコミュニケーションも高まりました。新シーズンは引き分けだと勝点1しか積み上げられないので、勝ち癖をつけることが大事だと思います。
個人的には、百年構想リーグのホームとアウェイの名古屋グランパス戦(第5節・第11節)が転機になりました。ホームでは先発出場しましたが、悔しいかたちでの交代となり、チームも大敗しました。そこから僕自身は試合に絡めない期間があり、いろいろなことを考えました。
次に先発のチャンスが巡ってきたのがアウェイの名古屋戦でした。見木(友哉)選手との2ボランチで、見木選手が相手のセンターバックにプレスをかけにいき、僕がワンボランチのように横幅を広く守るという役割分担がうまくハマり、攻撃力のある名古屋をシャットダウンできました。攻撃面でも2得点目に絡み、良い仕事ができたという手応えがありました。自分の色を出せて、一気に視界が開けた感覚でした。自信になりましたね。
自分の特長を尖らせて
スタメンを獲りにいく
僕はガンバ大阪の下部組織で育ちましたが、テクニックのある選手がたくさんいるなかで、どう生き残るかを考えてきました。大事にしてきたのは、球際で負けないことなど、自分の土台となる部分でした。トップチーム昇格後は、ヤットさん(遠藤保仁)や宇佐美(貴史)選手などタレント揃いのチームだったので、そのなかで自分の存在価値を示さなければいけない、という危機感しかありませんでした。ユースの先輩でもある(井手口)陽介くんも怪物でしたね。速いし、走るし、なおかつクオリティが高くて。ユース時代から一人だけレベルが違いました。
ずっと自分のことで必死でしたが、湘南に移籍して3年目の2025シーズンくらいから、チームの勝利を第一に考えるようになりました。ただ、アビスパに来てからは「黒子役」に徹するだけでもダメで、自分の特長をもっと尖らせてもいいんじゃないかと思っています。「失点しないこと」がアビスパらしさでもあると思うので、自分の強みであるボール奪取力で存在感を示しながら、チームメイトにもどんどん要求していきたいと思います。
塚原監督のサッカーは、攻守にアグレッシブで、自分たちからペースを握るサッカーです。百年構想リーグでは、左サイドの個性ある攻撃や右サイドの推進力など相手の嫌がる攻撃が出せたと思うので、そういった武器をさらに磨きたいです。同時に、自分たち20代半ばの選手がチームを引っ張っていき、アビスパらしいサッカーを体現していきたいとも思います。今は城後(寿)さんや奈良(竜樹)くん、タシくん(田代雅也)などベテランに引っ張ってもらっているので、その役割を担っていきたいです。
新たなシーズンは、塚原監督が掲げた「リーグ戦6位以上」という目標を達成するだけです。スタメンを勝ち獲り、チームに貢献していきたいと思います。
奥野選手のプライベートに迫るQ&A
Q.ご結婚おめでとうございます!
A.ありがとうございます。幸せいっぱいの新婚です(笑)。奥さんは高校時代の同級生で、3年間クラスも一緒でした。サッカー経験者です。オフに結婚式を挙げたのですが、新婚旅行には行けなかったので、次のオフには行きたいですね。
Q.福岡でお気に入りのスポットは?
A.結婚式の準備で天神にばかり行っていたので、お気に入りといったら天神ですね。奥さんは「七宝」の麻辣湯が気に入ったようで、一緒に行きました。
