【ふくおかさん家のうまかもん】『小松菜』さまざまな調理法で一年中食べられる食卓の優等生 ~Produce of Fukuoka City~
“福岡市内産”食材の競演
福岡市内で採れた食材を使い、それぞれの特色を生かして名店のシェフたちが腕を振るう。
家庭料理とはひと味違ったプロの技を堪能しよう!

新鮮な市内産小松菜を
生食でぜひ!

博多湾と玄界灘に挟まれた糸島半島北西部の北崎地区。今回のツアーでは、小松菜部会で部会長を務める佐藤京一郎さんの圃場を訪れた。
産地と消費地が近く、新鮮な状態で消費者に届けられるため、生食でもおいしくいただけるのが、市内産小松菜の強みだ。一年中食べられる小松菜の魅力を深堀りした。

栄養豊富な小松菜を
周年栽培で供給
ハウス内に入らせてもらうと、青々とした小松菜の香りが広がる。中ではスタッフの方々が一株ずつ丁寧に手作業で刈り取っていた。夏場は播種(はしゅ)から40~45日、冬場は60~70日で収穫でき、一年間に5回ほどのサイクルで栽培されている。小松菜は生育温度が幅広く、通年で安定して栽培できる野菜。こちらでは有機肥料を使いながら、環境に適応した栽培を行っている。
「霜が降るような寒い時期になると、小松菜はじっくり時間をかけて育ちます。そのため甘みが徐々に増し、味わいが濃くなるんです」と佐藤さん。軟弱野菜の中でも小松菜は、非常に栄養価が高い野菜の一つ。βカロテン、ビタミンC、カルシウム、鉄分が豊富で、皮膚や粘膜の健康維持、肌の健康、骨や葉の構成などに役立つという。

下処理不要で楽しめる
食卓の優等生
佐藤さんは生食のおいしさを伝えるため、採れたばかりの小松菜を水洗いしてドレッシングをかけて提供。料理人は、そのみずみずしさに驚いていた。葉が肉厚でやわらかく、茎のシャキシャキした食感もいい。「炒め物やお浸しに向いているのはもちろん、アクがでにくくエグみが少ないので、下処理なしで使えます」。佐藤さんのおすすめは、サラダやスムージーだそうだ。水溶性の栄養素を逃さないためにも、生でも食べてもらいたい。

福岡市の小松菜の収穫量は、年間約200t。福岡市中央卸売市場へ出荷してスーパーなどで流通するほか、JA福岡市が手掛ける直売所『博多じょうもんさん市場』でも販売されている。

JA福岡市 西グリーンセンター
小松菜部会 部会長
佐藤 京一郎さん
約30年前に脱サラして就農。これまでホウレン草・春菊・水菜などを栽培していたが、作業効率の良さと安定して出荷できることから、5年前より小松菜栽培に切り替えた
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うまかもん @umakamon_fukuokacity
