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【福岡ニューオープン】春吉の路地にひっそり佇む、滋味深き一軒|Ura eta Lurra(ウラ・エタ・ルーラ)

素材と対話し、最大限に活かしたひと皿ヘ
春吉の路地にひっそり佇む、滋味深き一軒

鹿はジビエの中でも夏が美味しいとされている。赤身の旨味が濃い内ももを炭火でじっくり焼き上げ、甘長唐辛子とスパイスを効かせた爽やか なソースで仕上げた『鹿肉の炭火焼き 甘長唐辛子のソース』(2400 円)

 

個性派や実力派の店が点在する春吉の一角、アパートの1階に看板を掲げる一軒がある。入口へ進むと右手にはテラス席があり、扉の先にはL字型のカウンター5席だけのコンパクトな空間。

 

 

料理から接客まですべてを一人でこなすのは、店主・中村郁雄さん。かつて渡辺通の人気店『山バスク』で料理長を務めていた実力派だ。ここ数年は春になると地元・北九州に戻って、たけのこ農家としての顔も持ちながら、さまざまな現場でフリーの料理人として腕を振るってきた。そしてこの春、馴染みのある春吉に、自身の店をオープンさせた。

 

店名は バスク語で“水と土”の意。素材の命に向き合 い、火入れと手仕事で応える店主・中村郁雄さん

 

料理は、スペインやフランスをベースにしつつも、ジャンルにとらわれない自由な発想。鹿やイノシシなどのジビエ、近隣の農家から届く旬野菜など、素材の魅力をまっすぐに伝える構成が持ち味だ。料理人としての経験と生産者としての時間が、この店ならではの味わいを生む。中村さん自らセレクトしたナチュラルワインやクラフトビールとの相性もよく、食中酒としての心地よさも大切にしている。

 

野趣あふれる肉の旨味にヒラタケの香りが寄り添う、力強くも繊細な一皿。『シカ アナグマ ヒラタケのパテドカンパーニュ』(1400円)
低温調理でしっとり仕上げたハガツオをポテサラにのせた『ハガツオの自家製シーチキン新じゃがとクレソンのポテサラ風』(1200円)

 

オープンから2カ月ながら、『山バスク』時代の馴染み客や料理人仲間からの支持も厚く、リピーターも着実に増加中。アラカルトやコース(7000円~)に加え、21時以降はおつまみ盛り合わせなど軽めの利用もOK。一人でもふらりと立ち寄れるが、席数に限りがあるため、事前の連絡がおすすめ。

 

近郊農家のタマネギやズッキーニ、ニンジンを丸ごとロースト。落花生とイノシシのコンソメのソースが奥行きを添える『焼き野菜の盛合せ 落花生のソース』(1300円)

 

『Ura eta Lurra(ウラ・エタ・ルーラ)』
[所]福岡市中央区春吉2-8-9
イルレガーロ天神Ⅲ106
☎070-9137-6071
[営]18:00~OS 24:00
[休]不定 [席]6席(+テラス4席)
[P]なし カード/可
[Instagram] ura_eta_lurra

 


 

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