【インタビュー】Fuku Spo – アビスパ福岡 / 橋本 悠

MF 橋本 悠(Hashimoto Yu・背番号47)

プロ1年目ながら、精度の高いキックと確実な技術を見せてレギュラー陣を脅かす選手となっている橋本悠。アシストやゴールというウイングバックに求められる結果こそまだ記録していないが、それも時間の問題。高い戦術眼を持ち合わせる彼が、サイドでさらに輝きを放つ。
サッカーが仕事になり
個人の責任感が増しました
「ようやくプロやJ1を舞台にしたプレー環境に慣れてきたところです。J1リーグ戦やルヴァン杯を含めた最初の3試合くらいはまだ不慣れなところがありましたが、徐々に経験値を高めていき、自分の形や特徴を出せるようになってきました。だから、試合に出られていると思います。その経験から、さらに良くなっていくという感触も得ています」。
ルーキーイヤーの今季をこう振り返る橋本。昨季は、特別指定選手としてルヴァン杯に出場したり、練習参加したりしたが、今は気持ちも変わったという。
「特別指定選手として昨季はルヴァン杯に出場しましたが、あの頃とは全然違いますね。今はサッカーをすることが仕事になりましたから。昨季は、もし自分がミスをしても大学生だから、という言い訳ができるし守られていました。今は守られることはありませんし、すべては個人の責任。自分次第でどうにでもなる世界なので、そういう意味でも自分に対する責任が増しました」。
将来を見据えて教えてくれた
親父に今は感謝しています
彼の最大の武器は両足から繰り出される正確なキック。だからこそ、セットプレーのキッカーも任されている。「(キックをほめられるのは)うれしいです。めちゃめちゃ自信はあります。ゴール前にいる味方にクロスを合わせるのも大事ですが、僕が意識しているのはどの場所を狙うか。空間認知も得意なので、味方が触ってくれたらゴールが生まれそうな場所を狙って蹴っています。そのためにクロスやフリーキックは毎日自主練習で取り組んでいますし、蹴り込んで自分の形を見つけました。
両足が使えるのはサッカーの指導者をやっていた親父のお陰です。小さい頃ってリフティングは利き足だけでやりますが、最初から両足で練習をしていました。『利き足だけでプロで生きていけるのはメッシだけだ』と言われたんです(笑)。親父は将来を見据えた練習をさせていたと思います。両足を使えるとプレーの幅が広がるので、今ではお父さん、ありがとうって思っていますよ」。
一方で課題の守備にも、しっかりと取り組み、成果を出しつつある。「これまでは守備をおろそかにして、1対1やフィジカルが今の課題です。同じポジションの先輩や攻撃的な選手と話して、自分なりの守備を模索しています。チームメイトの藤本選手や岩崎選手を止めれば、相手チームの対峙する選手も止められると思いますし手応えはあります」。
サイドからカットインして
縦に落ちるシュートを決めたい
今季の個人的な目標や理想とする選手像についても教えてくれた。「できるだけ早く、ゴールかアシストを決めたいですね。2ゴール7アシストを目標にしていますが、達成できる手応えは感じています。右サイドからカットインして、縦に落ちるシュートをゴール左上に決めたいです。その前に自分のやるべきことをしっかりとやって試合に勝ち、チームを勢いづけたいですね。
昔憧れていたのは元ブラジル代表のダニエウ・アウヴェス選手。楽しそうにプレーしていたし、技術も高い。それとポルトガル代表のジョアン・カンセロ選手です。両サイドでプレーできるし、クレバーなプレーを参考にしています」。
橋本選手のプライベートに迫るQ&A
Q.オフには何をしている?
A.一人で出かけるのが好きなので、ショッピングやカフェに行っています。天神のデパートで化粧品や服を見たり、大名の古着屋さんにも行きます。カフェだと中洲の『cafe KIKUYA』や(岩崎)悠人くんに教えてもらった『FUK COFFEE 』が好きですね。
Q.仲のいいチームメイトは?
A.大学の先輩・重見(柾斗)さんとは、映画をよく観に行きます。邦画・洋画を問わず、面白そうなものをいろいろ観ています。この前、めっちゃ感動する映画を観ていたら、隣で重見さんが大泣きしていました。
