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【インタビュー】Fuku Spo – アビスパ福岡 / 長谷部茂利

アビスパ福岡 監督
長谷部 茂利(Hasebe Shigetosi

J1定着を継続し、時々
優勝しなくてはなりません

10月、アビスパ福岡から長谷部茂利監督の今季限りでの退任が発表されました。2020年に就任するとクラブをJ1に昇格させ、2023年にはルヴァン杯優勝に導き、クラブに初のタイトルをもたらしました。そんな長谷部監督がアビスパを率いた5年間を振り返ります。

 

今季は目標達成できなかった
これは監督の責任です

5年もの間、苦楽を共にしてきたチームを離れる理由をこう語ります。「(来季以降の)オファーを受けて、嬉しい思いがありました。それを受けてから7月末くらいに考えを固め、8月下旬以降にこのクラブがもう少し良くなり、飛躍するためには自分が去ることがいいんじゃないかと決断しました。一般の会社などでもそうだと思いますが、リーダーが代わると物事が大きく変わります。私はアビスパ福岡トップチームのリーダーです。そのリーダーが代わることは、少なからず何かが変わります。良いか悪いかわかりませんが、必ず良い方向に行くんじゃないかと。今季6位以上の目標達成が難しくなり、それで決めました 私は自分の目標が達成出来なければ、退こうと考えていました。これは私たちの世界では当たり前で、プロである以上、いつも考えていました。これまで必ずひとつは目標を達成してきました。それができた4年間でしたが、今季は何ひとつ目標を達成することができなかった。これは監督の責任です」。

 


 

もがきながらのJ1昇格
しのぎを削りながら今に至る

ルヴァン杯優勝などクラブの歴史に新たなページを記してきた長谷部監督。彼にとってどんな5年間だったのでしょうか。「毎年違った顔を見せるチームと、我々のようにもがきながらどうにかしてJ2からJ1に。J1でもしのぎを削りながら、どうにかして勝ち点を取るような戦いを繰り広げて、今に至っています。そこに至るに、選手、スタッフの努力、選手を集めてくれた強化部に感謝しなければなりませんし、そうした積み重ねでやっとの思いでここまで来ましたし、ここまでやれているという思いです」。
5年間で一番嬉しかったことについては、意外だが長谷部監督らしい答えが返ってきました。「一番は雰囲気が良かったこと。練習から、試合から、スタジアムからいろんな方に応援していただいて、選手たちも充実した雰囲気の中、ここまでこれたと思います。連敗した時は空気が重くなり、怒ったり、泣いたりありますが、喜怒哀楽の〝喜〞の雰囲気が長く多かったので、良かったなと思います」。

 

昨季のルヴァン杯は
最高のパフォーマンスを出せた

クラブに初のタイトルをもたらしたルヴァン杯決勝をこう振り返ります。「自分たちの最高のパフォーマンスをあの大会で出せたと思います。ただ、私自身はあのゲームだけでなく、他のゲームでもたくさん良いものを見せてくれたし、見せることができたし、応援してもらうに値する選手、スタッフの表現力、プレーだったんじゃないかと思います。ゴール裏に1万5000人(のサポーター)は、力になりますし興奮しますね」。
5年間で築き上げたこと、来年以降に引き継いでほしいことをこう話しました。「単純でわかりやすいと思いますが、優勝を1度できた。また、J1に定着しています。3年が定着かという議論もありましたが、4年いるわけですから定着と言っていいので、それは継続してもらいたい。継続=時々、優勝しなくてはなりませんね。それは大変難しいことですけれども、それができるんじゃないかと思いますし、その思いを私も持って生きていきます」。

 

長谷部監督のプライベートに迫るQ&A

Q.福岡での生活で発見はありましたか?

A.魚がおいしいと考えが変わりました。特に気に入ったのはブリとアラですね。アラを食べた時は感動しました。ただ、関東人なのでマグロが少ないのが……。それと甘い醤油はちょっと苦手でした。

Q.行きつけの店やお気に入りのスポットは?

A.ないですね。(練習場の)雁の巣と家とスタジアムくらいしか本当に行っていません。仕事に追われていました(笑)。近所で買い物はしますが、自分のレジャーなどで出掛けることはありませんでした。呼子や糸島、湯布院など1 泊程度で子どもを連れて出かけたことはありますが、自分にそういう欲求はないので。日頃の食事も家族と自宅で食べていました。

 

 

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