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【フクオカリノベ No.12】すてきなリノベのお宅訪問・戸建て|コンパクトな間取りと遊び心あふれる設備に大満足!『3rd. Cafe LIVING STYLE』

すてきなリノベのお宅訪問[戸建て]RENOVA

3rd. Cafe LIVING STYLE
福岡市西区  K邸

LDK/リビングの隣は寝室になっているが、仕切り壁を設けることで目隠しをしつつ、空調が空間全体に行き渡るようになっている。窓辺には吊り下げタイプの物干しを設置し、室内干しも楽々

 

独創的な提案力が
業者選びの決め手に

 

白を基調に無垢材を効かせたシンプルな室内に、アクセントクロスやアイアンの階段などをセンスよく取り入れたKさん宅。窓から優しく陽が差し込む空間で、ご夫婦が穏やかな暮らしを楽しんでいる。

転勤族で九州各地を転々としていたKさんご夫妻。ご主人の定年退職が決まり、福岡市内にあるご主人の実家で腰を据えて暮らすことになった。築45年になる純和風住宅は当時のままの間取りや設備とあり、使い勝手の改善と補修のためにリノベーションを検討したという。

 

フローリングは無垢材に張り替え。吸湿性がありベタつきを感じない

 

「インターネットで業者探しをしたのですが、福岡近郊のリノベーション業者はマンション対応のところばかり。戸建てに対応している業者は二箇所しかヒットしなかったんです。そのうちの1社が[サードカフェ]でした。両者を検討した結果、こちらにお願いすることにした決め手は、プランに遊び心があったこと。私たちでは思いつかない提案を聞くうちに、ワクワクしてきたんです」とご夫婦は振り返る。

 

キッチンは回遊ができるアイランドタイプにしつつも、手元が隠れるようにシンク前に立ち上げ壁を設置。カフェのような雰囲気のペンダントライトは、[サードカフェ]におまかせして見立ててもらったもの

 

ご夫婦の心を掴んだ〝遊び心〟の一つが、2階に設けたロフトだ。離れて暮らす息子さん家族が遊びに来た時のためにと、設えてもらったそう。「孫が喜ぶかなとも思ったのですが、実は私が〝からくり屋敷〟のような楽しい設備に憧れていたんです。出来上がったロフトは窓のような開口のあるユニークなデザインで、作って本当に良かったなと満足しています」と奥さまがにこやかに語る。

 

ロフトは上部に開口を設けたユニークなデザイン。お孫さんがここで遊んでくれることを楽しみにしているそう

 

そして遊び心はもう一箇所にも。1階のトイレには内窓として青いガラスブロックを取り入れており、夕方になるとそこに陽の光が当たってトイレ全体が青く染まるそう。「その瞬間がすっごくキレイなんです。家のなかで一番のお気に入りはここかも(笑)」と、嬉しそうに話してくれた。

 

奥さまお気に入りの、トイレの壁に設置したガラスブロック。見栄えも良く採光の役割も

 

 

二人暮らしに寄り添う
快適な間取りと設備

 

リノベーションにあたり、Kさんが強く希望したのが快適性と暮らしやすさ。元の家は築年数が経っていることもあり、室温や結露が気になっていたという。「我が家にはテグーという動物がいるのですが、暑さや寒さに弱いので1年中室温を一定にしないと暮らせないんです。それもあり、断熱の強化を依頼しました」。そこで床と壁、天井に吹付断熱を施工し、魔法瓶のように外気の変化から守る家に。その効果はてきめんで、結露はほとんど見られず夏も冬もエアコン1台で快適に過ごせるようになったそう。

 

アイアンのスケルトン階段に一新することで、スタイリッシュ&スッキリとした印象に。階段下のデッドスペースは多目的ルームとして活用

 

暮らしやすさの点では、間取りをガラリと変えることで課題を解決。「戸建ては掃除が大変なイメージがあったので、マンション感覚で楽に掃除できるようにしたいと希望しました。そこで、私たちが主に過ごす1階はコンパクトな間取りにしてもらったんです」。

 

キッチン、ダイニング、リビングを直線上に配置

 

これまで1階には独立型のキッチンと2間の和室、居間に分かれていたが、仕切りを取り払ってひと続きに。LDKの隣に寝室、ウォークインクローゼットを配置して、小回りの聞く動線を確保。奥には仏間を兼ねた多目的スペースを作り、ゲストルームとしても活用できるようにした。

 

[サードカフェ]のプロデューサー・諸岡さんがセレクトした照明器具は奥さまのお気に入りポイント

 

「脱衣所やトイレに収納スペースを作ってもらったことも助かっています。収納はサードカフェの提案だったのですが、先々まで考えられていてさすがだと感心しました」。新しい家に住まい始めて約1年。暑さや寒さが気にならない室内で、ロフトやトイレなどお気に入りのスポットに囲まれた生活を満喫しているという。

 

玄関は大容量の棚を設けて靴や荷物を収納する他、小物のディスプレイにも役立てている。ネイビーの扉もキュート

 

Exterior/外観に関しては変わっていないものの、古くなった柵を木材に取り替えることで、和風のかっちりとした印象の中に温かみをプラス

 

 


[ Company Profile ]

3rd. Cafe LIVING STYLE
[所] 春日市白水ヶ丘4-7 アミティときわ1階
[☏] 092-983-3093
[HP] https://www.thirdcafe.com

※この記事は「フクオカリノベno.12」より抜粋して記載しております

 


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@fukuoka_renovation

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