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上人橋通り『天麩羅 酒宇』のテイクアウト・続報!

上人橋通りのあの老舗天ぷら屋の
テイクアウトを実食してみた!

さて! 先日こちらで報告したように、
10月1日より驚きのテイクアウトを始めた
あの老舗天ぷら屋の続報をお届けいたします!

前回の記事はコチラ https://www.fukuoka-navi.jp/27179

その日は週明けの月曜日、12時前の昼飯どき、
その古き佇まいの一角に何やらテーブルが出ている。
そこには若者がひとり、ふたり、立っている。
そう、まさしくこれこそがテイクアウトの受付!
ちょうど勝手口のあたりに設置されていたのだ。

手前の男子に声をかけると、大将のお孫さんだった。

「僕もこうして店の手伝いがやっとできる年になってきまして
まずはできることから改革です。消費税アップにあわせ、
お店のメニュー価格も変更せざるを得なくなりました。
その際、前々から考えていたのがこのテイクアウトなんです」

そのラインナップは三種。
『酒宇の天丼』1200円(単品1000円)
『かき揚げ丼』1000円(単品800円)
『酒宇の野菜天丼』700円(単品500円)
※単品は赤だし抜き

うむ、うむ、黄金の丼トリオ、さすが!
こういう時は迷わずデフォルトに限る
ということで天丼をオーダー、
もちろん赤だしは欠かせない。

気になるのは時代に合わせ過ぎるあまり
その老舗の良さを見失ってしまうという落とし穴だが…

「僕にとっても大切な店です。
この通りで残された貴重な老舗だという認識ももちろんあります。
この良さを損なわず、かつ時代に取り残されないように、
僕がしっかりと支えになっていくつもりです。
お店にはこうして昼はもちろん、夜もたまに手伝っています。
今度ぜひ食べに来てください」

そんな話をしてると5~6分ほどで、
持ち帰り用の袋に包まれた
その天丼を持って母親が奥から出て来た。

「ありがとうございます。またいらしてくださいね」

余計な心配はふっと秋の空に飛んでいった。

急ぎ足で自宅へ戻り、その老舗の袋を開くと、
あの独特の衣に包まれた美しいネタが姿を現した。
海老天、蓮根、ししとう、さやえんどう、キス天。
あの名店の職人芸を、自宅でゆっくりと頬張る喜び。
そして添えつけというには立派すぎる赤だしには、
上人橋の通り沿いで天日干しされたしじみが
赤い出し汁の底にたっぷりと潜んでいる。

テイクアウトと呼ぶにはいささか失敬な老舗の味のおかげで
老体の二日酔いは、いつの間にか消えてしまっていた(笑)。

そんな老舗のお孫さんが発信する宣伝部長の奮戦記は
こちらのInstagramのアカウントでご参照あれ。
@sakau_shonin  https://dinamadu.com/profile/sakau_shonin

写真・文 吉野英昌

『天麩羅 酒宇 (さかう)』
福岡市中央区今泉2-3-17
092-751-2207
12:00~14:00/17:00~21:30
不定休

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