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【おでかけ佐賀】新たな価値を創造するエリア『SAGAサンライズパーク』

左/笹川工建株式会社代表取締役 笹川俊一さん・右/SAGAサンライズパーク整備推進課総務企画担当 丸井泰斗さん

 

佐賀の新時代を切り拓く『SAGAサンライズパーク』が、5月13日グランドオープン。これまで整備を進めてきた『SAGAアクア』『SAGAスタジアム』など、スポーツの魅力を満喫できる環境に、新時代のエンターテインメントアリーナ『SAGAアリーナ』が加わった。 スポーツのみならずエンターテインメントやMICEなど多様なジャンルで活用が期待され、 ここから新たな価値を創造する。その全容を知るべく、 県の丸井泰斗さんとサンライズパークの新たな注目スポット『パークテラス』にカフェ&ショップを出店した笹川俊一さんに話を伺った。

 

非日常だけでなく日常も楽しんでほしい

 

——遂にサンライズパークがグランドオープンしました。この施設が整備されるきっかけを教えてください。

丸井「2024年より、これまで国体(国民体育大会)と呼ばれていた大会が国スポ(国民スポーツ大会)に変わります。その最初の大会が、ここ佐賀県で開催されることを契機に、さらにその先の佐賀の未来を見据え、整備を進めてきました。ここに集う人たちがそれぞれのスタイルで楽しむことができ、非日常と日常が織りなす多くの感動を生み出すエリアとして、様々な価値を発信していきたいと考えています。」

 

 

——サンライズパークにはどのような施設がありますか?

丸井 「『SAGAスタジアム(陸上競技場)』、『SAGAアクア(水泳場)』など世界基準のスポーツ施設に加え、新時代のエンタメアリーナ『SAGAアリーナ』、カフェやショップが並ぶ『バークテラス』、3つのコースでランニングを楽しめる『ランニングループ』などが新たに加わりました。アリーナのイベントの日だけでなく、日常からスポーツや食事、ショッピングなどそれぞれのスタイルで楽しめる心地よい空間に生まれ変わりました。」

 

『ランニングループ』には、約6mのデッキ上や地上のアップダウンを楽しめる『いちごさんコース』(1530m)、距離が短く初心者におすすめの『にじゅうまるコース』(700m)、地上フラットでアスリートのトレーニングにも適した『サガンスギコース』(1110m)の3つのコースがある

 

——笹川さんは、『パークテラス』に『SCOL CAFE&D』『SCOL SHOP』を出店されました。そのきっかけを教えていただけますか?

笹川「弊社は佐賀県多久市で住宅会社とカフェやショップを展開してきましたが、佐賀県全域に市場を拡大したいと考えていました。『SCOL』とは、Shifting Concept Of Lifeの略語であり、”人生の概念を変える”という意味があります。サンライズパークの”新たな価値を創造する”というテーマに深く共鳴しましたし、以前、山口祥義知事がこの施設について「競技場ではあるけれど、日常的に使える場所にしたい」と書かれた記事を読み、出店を決意しました。」

 

佐賀市出身のアーティスト、ミヤザキケンスケさんが手掛けた高さ約40mの照明塔『サンライズタワー』

 

——オープンして約2カ月が経ちますが、率直な感想を教えてください。

笹川「週末に関してはある程度集客があると見込んでいましたが、平日の活用の面でまだ課題があると感じています。日常的に利用してもらうために、今後はナイトマーケットやビアガーデンなどのイベントを企画しています。」

 

夜のライトアップされた『ランニングループ』。ナイトラン&ナイトウォークを楽しめる。幻想的な空間なのでデートスポットとしてもおすすめ

 

約8400席を備えた新時代のエンタメアリーナ誕生

 

——今年5月に誕生した『SAGAアリーナ』の魅力を教えてください。

丸井「国内で初めてセンタービジョン・リボンビジョン・壁面ビジョンの3つの大型ビジョンを標準装備し、エンターテインメント性の高い多彩な演出が楽しめます。また、1階から4階までの観客席は最大勾配 360度のすり鉢状で、どこからでも見やすく、今までの日本にない熱狂的な雰囲気を一体的に感じることができます。さらに、すべての観客席にドリンクホルダーを設置し、家族や仲間と食事をしながらゆっくりくつろげるファミリー・グループ席や足をのばしてゆっくり楽しめるマス席など国内最多の豊富なバリエーションを用意しています。3階のプレミアムフロアには、3つのラウンジ空間のほか、様々な種類のプレミアムルームがあり、プロスポーツの試合前や試合の合間に飲食や会話を楽しむなど”スポーツホスピタリティ”を実現します。上質な空間で大切な方々と一緒に食事をしながら至福のひとときを過ごしてほしいです。」

 

 

——佐賀を拠点に活動するスポーツチームの試合もあるんですよね。

丸井「5月にバスケットボールBリーグ『佐賀バルーナーズ』のプレーオフが開催され、悲願のB1昇格を決めてくれて大いに盛り上がりました。また、バレーボールVリーグ女子1部の『久光スプリングス』も、新シーズンからホームアリーナとして使うことが決まっています。

実は2年先まで、週末のスケジュールはほぼ埋まっているんですよ。楽しみにしていてください。」

 

 

——最後に、読者へのメッセージをお願いします。

丸井「博多駅から佐賀駅まではJRで約40分、そこから徒歩約15分。天神からは、高速バスで約1時間15分でサンライズパークに到着します。皆さんが思っている以上に福岡から近いので、気軽に遊びに来てください。

 

CAFÉ&SHOPS

 

 

開放感あるオープンテラス

日常から楽しめるサンライズパークの新たな注目スポット。ウッドデッキのオープンテラスで友人や家族とランチやディナーを満喫したり、スポーツ観戦の応援グッズやおしゃれな雑貨を扱う店でショッピングを楽しんだり、開放感ある広場でのイベントに参加するなど、それぞれのスタイルで楽しい時間を過ごせる心地よい空間だ。

 

SCOL CAFE&D【☎】0952-37-7423
【営】11:00~18:00
【休】火・水曜日

 

SCOL SHOP【☎】0952-37-7426
【営】10:30~19:00
【休】火曜日

 

DANCE STUDIO status.【☎】0952-29-8379
【営】10:00~23:00
【休】不定

 

SAGA ARENA SHOP【☎】0952-97-4887
【営】8:00~22:00
【休】なし

 

La Pause【☎】0952-97-6577
【営】11:00~24:00
【休】不定

 

パークテラスは、朝夕はジョギングやランニングを楽しむ年配の方も多く、日中はお子様連れのお母さんたちも来られています。また、夜は21時までライトアップされ幻想的な雰囲気ですので、デートにもおすすめ!今後は夜の時間帯にナイトマーケットやビアガーデンなども企画していますので、仕事帰りなどにもふらりとお越しください。(笹川)

 

 

 

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掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。

SAGAサンライズパーク

【所】佐賀市日の出2-1-10
【☎】0952-32-4070
【インスタグラム】@sunshine.forest2020

【掲載雑誌】シティ情報Fukuoka 7月号

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