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ワクワクをみんなで共有!洋服づくりから始まった夢『株式会社ロード』

歴史ある大野城市の縫製工場が

地域に開かれたファクトリーに変身!

 

ファッション好きは必見!大野城市の住宅街の一角にある『ロード』。ここは婦人服メーカーから依頼を受けて洋服を縫製する、見学もできるファクトリー。生地のカットから仕上げまで、全工程を12名の職人の手仕事が支えている。軽快に鳴り響くミシンの音、見事なチームワーク…作業を眺めていると、洋服への愛があふれてくる。

 

自然光が差し込む明るいファクトリー内。表からも中の縫製の様子が見える造り

 

母体は1973年にこの地に創業した「佐竹ソーイング」。1台のミシンでオーダーメイドの婦人服を縫うところから始まり、メーカーからの依頼に応えて徐々に量産体制を整え、確かな技術で信頼を築いてきた会社だ。

 

そして、創業から50年目に入った2022年、「佐竹ソーイング」 は工場を建て直し、社名を『株式会社ロード』へと改名。「次の世代にものづくりの楽しさと技術を伝えていこう」と、新しいステージを歩み始めた。

 

100年以上前に使われていたミシン。この1台からすべてが始まった

 

1階の作業スペースを眺められる2階は、一般の人に開かれたコミュニティスペースだ。「ここのミシンで何かを手作りしたい人、スペースをレンタルして教室を開きたい人…誰かがワクワクすることを地域の方々と共有したい。ものづくり体験ができるワークショップやイベントも開いていく予定です」と、CEOの田村英次さん。さらに、『ロード』では生地と縫製を知り尽くす職人が作るオリジナルブランド「クレイ」も始動。工場で出た残布を再利用したリメイクやリフォーム商品も販売している。「愛着ある洋服のリメイクやリフォームも承っています。一緒に話し合いながら新しいアイテムを作りましょう!」。

 

幼稚園の道具入れや上履き入れなどのオーダーも受けている

 

伝わってくるのは、手作りのワクワク感と「ものを大切に長く使い続けてほしい」という願い。洋服づくりから始まった『ロード』の夢は今、このファクトリーから地域の人々の夢へと形を変えながら広がっている。

 

 

 

■New Brand■

縫製職人の知恵とアイデアが詰まってるオリジナルブランド「Krei(クレイ)」始動!

生地の特徴や最適な活かし方を知る縫製職人が提案するオリジナルブランド「Krei」。再現性のある商品だから長く使い続けられる。商品はオンラインで紹介中。

『Krei』の記念すべき第1弾のアイテムは『ロード』のユニフォームでもある機能的なエプロン。スマホやペンなどをしまえる便利なポケットやベルトはカスタム可能

 

 

■Product Sales■

コミュニティスペースではワークショップの作品も紹介!

様々な手作りアイテムが並ぶコミュニティスペース

 

 

■Rental Space■

レンタルスペース

女子会やママ会、手作り教室など使い方は気軽に相談を

 

 

 

株式会社ロード

【所】大野城市旭ヶ丘2-3-6
【☎】092-596-4315
【営】9:00~19:00
【休】土・日曜
【P】なし
【ホームページ】http://www.krei.info
【インスタグラム】@factory.road

【掲載雑誌】シティ情報Fukuoka 3月号

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