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最先端&スタイリッシュなコーヒー機器が並ぶ『KAMAKIRI COFFEE』

今、福岡のコーヒーシーンで一番話題になっている店といえば、2月にオープンした『カマキリコーヒー』。コーヒーラバーたちが注目するのは、コーヒーはもちろん、美味しさづくりの一翼を担っているコーヒーマシン。カウンターには、スタイリッシュなデザインのグラインダー(豆を挽く機械)や豆を密閉保存する容器など、究極の一杯を作り出すために開発されたプロダクツがズラリ。

東映ホテルの1階にあり、朝7時から22時まで開いているので色々なシーンに使いやすい。店に入るとバリスタたちが笑顔で迎えてくれる

開発したのは、現在糸島で暮らすオーナーのダグラス・ウェバー(上葉)さん。Apple社でiPodやiPhoneの商品開発に関わり、退職後はプロ用のコーヒー機械メーカー会社を設立。「もともとコーヒーが好きで、自分がプロデュースしたプロダクツでコーヒーを提供できるカフェもずっとやりたいと考えていました。昔からの友達(共同経営者の山口さん)の協力や新しい出会いもありオープンできました。メーカー直営なので、ショールームのようなカフェという感じもありますね」。

ダグラスさんは、普段は糸島でマシンの製作に励んでいるので店に立つ機会は少ないが「調子はどう?なにか変に感じたことがあったらすぐ言ってね。このマシンは世界中の人が使っているからね」とひとたび店に入れば、バリスタたちに話しかけたり、カウンターを片付けたりと、店への愛情は止まることを知らない。

世界最高峰のフラットバー式電動コーヒーミル(写真左下)は、スタイリッシュなデザインに加え、挽き残りが一切なく、メンテナンスのしやすさなど実用性も兼ね備えている。美味しいコーヒーは何よりも鮮度が大切とのことで、『ハニーコーヒー』から仕入れたコーヒー豆を『ビーンカウンター』で一杯分ずつ正確に測り、オリジナルの貯蔵器(写真右下)に入れて酸化を防ぎながら飲み頃になるまで寝かせるという徹底ぶり。

そんなコーヒーと相性の良いフードも人気で、「奥さんがパンが好きで、自宅でいろいろ作って練習しました」と、店で焼いているパンは、糸島産の小麦と水、フランスの塩、乳酸菌でおこした酵母を使って作られる。素朴でシンプルな味わいのパンはコーヒーのセットで900円。

現在オリジナルのエスプレッソマシンも製作中とのことで、「今使っているものより小さいけど、馬力があるかな。年内には完成するはず!」と、新作マシンのお披露目を約束してくれたダグラスさん。今後はカフェの2店舗目も考えているとのこと。カマキリコーヒーの名が全国に轟く日が来るのもそう遠くはないかもしれない!

店舗データ

KAMAKIRI COFFEE(カマキリコーヒー)

住所 福岡市中央区高砂1-1-23
電話 090-1364-3107
営業時間 7:00〜OS21:30(日曜〜OS16:30)
定休日 不定
席/25席 P/なし
カード/可 喫煙/不可

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