『オドホテル』周辺の魅力あるスポットを探索する「オド散歩」。

今回は西新にできた、フレンチのお店を巡ります。

西新は、カジュアルで気さくに入れるお店が多いですが、こだわりを持った隠れた名店が多いエリアでもあるんです。

今回は、記念日やデートにもぴったりのフレンチレストラン『誠cuisine（セイキュイジーヌ）』を訪問しました。福岡市営地下鉄西新駅から徒歩３分、ビルの３階にあります。

 

店名の『誠cuisine』は、「誠」はお客様に社会に誠実でありたいという想い、「cuisine」は細部にまでこだわった料理という想いが込められているとか（公式HPより）。日本語とフランス語の造語は、料理に日本とフランスの要素を融合させていることを意味しています。

 

エレベーターで３階に上がります。

お店は全室個室（パーテーションで区切られた個室もあり）です。個室料を取られることもなく、ゆっくり過ごしてもらうことを前提にしたお店づくりに感銘を受けますね。

 

メニューはコースのみ。ランチは「お魚コース」（2700円）、「お肉コース」（3960円）、「ランチフルコース」（6380円）、ディナーも同じく3種類で「シンプルコース」（4800円）、「誠cuisine」(6400円)、「シェフのこだわりを詰め込んだ珠玉のコース」（10800円）から選べます。いずれも、糸島の無農薬野菜や、銘柄の鶏肉、豚肉などを使用しているそう。今回は「ランチフルコース」をオーダー。お品書きには、歓迎のメッセージも書かれていました。

 

「サーモンリエット」が運ばれてきました。

１品目から、ドライアイスとはすごい演出ですね。

リエットは通常豚肉で作られるので、サーモンとの取り合わせは初めて。

こちらのサーモンは、鹿児島で養殖された上質なブランドサーモンを使われているようでした。

 

２品目も、いい意味でイメージと違う料理が運ばれてきました。

「カリフラワー　ブランマンジェ」の上にはキャビアがトッピングされています。付け合わせは、赤ワインで炊いた玄米に、じゃこ、大葉を混ぜ合わせたもの。食べたことのない料理の数々に、すでにワクワクが止まりません。

 

オードブルはイカやホタテなどの魚介を、バターと卵黄を乳化させたソースで。

 

パンは西新にある人気パン店『ロヂウラベーカリー』のバゲットです。地域の融合は、ゲストとしても嬉しいところ。安定の美味しさです。

 

お魚料理は、鯛の皮目をパリッと香ばしく焼いたムニエル。

一品ずつは少量ですが、とても手の込んだ味で、お腹が満たされてきました。

 

お肉料理は牧草牛のヒレ肉（シャトーブリアン）に、トリフや糸島野菜が添えられています。なんと贅沢な組み合わせでしょう。

お肉は焼き加減が選べます。赤みの美味しさが堪能できる上質なステーキに、満足感は最高潮に。

 

ご飯でしめた後は、最後のデザートです。

デザートもこの品数と手の込んだ組み合わせ。最後まで期待を超えてきますね。

和の出汁などを使っているおかげで、フルコースをいただいても重たい感じが残らず、このボリュームあるデザートもペロリでした。

 

コーヒーはサイフォンコーヒーを選ぶと、テーブルで入れてくれます。

このお店にはソムリエの資格を持つバトラーさんがいて、とても丁寧で心地いい接客をしてくれます。味、接客ともに安心して大切な人を連れていけるお店。まだオープンから1年足らずですが、すでに予約必至のお店となっているようです。事前に予約をしてから訪れましょう。

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＜ショップデータ＞

福岡市早良区西新4-4-8 たぐせん西新ビル3階

050-3172-8887

●ランチ　12:00-15:00(LO.13:15)　

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