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【かしいかえん最後の3日間に密着】
MISIAがナレーション「ドキュメント72時間」で放送

2021年12月30日をもって65年の歴史に幕を下ろした福岡市の遊園地、“かしいかえん”
長年、地元の人に愛されてきました。

かしいかえんの最後の3日間に密着した様子が、2月25日(金)「ドキュメント72時間」(NHK総合・全国放送)で放送されます。

今回のナレーションはMISIAさんー

今回、ナレーションを担うのはMISIAさん。 「かしいかえん」にゆかりがあり、ドキュメント72時間のナレーションを初めてつとめていただきました。

MISIAさん コメント

(提供:NHK)

中学生の頃に福岡に引っ越した私が、当時最初にできた友人と訪れたのが「かしいかえん」でした。また「かしいかえん」のすぐ隣と言って良いほどに近い高校に通っていたこともあり、とても思い出深い場所です。通学で使う電車には園に遊びに行くお客さんが乗っていて、降りる駅も園の目の前。授業中は、園のジェットコースターに乗るお客さんの「キャー」という歓声が聞こえてきていて・・・。「かしいかえん」は私にとってあまりにも“日常”の存在だったので、なくなるなんて思ったこともありませんでした。今、とてもさみしい気持ちです。「かしいかえん」は地元福岡の人にとって、遊園地よりももっと身近な大きな“公園”のような存在として愛されていた場所だったと振り返ると感じます。そんな愛された「かしいかえん」を、全国のみなさんにお伝えするためのお手伝いができたらと思い、ナレーションをつとめました。ぜひご覧ください。

遊園地の入口で行き交う人から見えてくるものはー

かしいかえんの営業も残すところ、あと3日。
ジェットコースターやゴーカートなどの遊具。彩られた四季折々の花々。

思い出の詰まった地域の遊園地「かしいかえん」の最後を見届けようと、連日、地元の人がやってきます。

ここに来るたびに子どもの成長を感じたという母親。
ここには亡き父の思い出があると語る女性。
遊園地の入り口前に3日間カメラを据え、行き交う人たちの話に耳を傾けました。

最後の「かしいかえん」を楽しもうと続々とやってくる来園者

担当したのはNHK福岡放送局の田中D。
寒空の中、かしいかえんを訪れた来園者と、かしいかえん最後の花道を見つめ続けた田中Dはー。

(田中ディレクター)
ド派手な施設や最新のアトラクションがあるわけでもないこの遊園地。関西出身でUSJ通いをしていた私は、「なぜここにこんなに多くの人がやってくるのだ…」と最初は理由が分かりませんでした。しかし、72時間みなさんのお話を聞いて分かった気がします。私たちは知らない間に、思い出や記憶に“今”を支えられているということを。「私にもこういう場所あるな~」と思いながら、ほっこりする気持ちになってもらえたらうれしいです。
取材中の田中D(左)
閉園最後の瞬間―多くのファンに見守られながら

2月25日(金)の「ドキュメント72時間」は、オリンピック編成のため3週間ぶりの放送。

小さい時によく乗っていたあの乗り物…大好きだったあの場所…思い出を振り返りつつ、楽しんでみては。

■ドキュメント72時間「福岡あの日の遊園地は永遠に」

放送日時
《NHK総合(全国放送)》2022年2月25日(金)22時45分~23時15分
再放送
《BS1》2022年3月4日(金)17時00分~17時30分
《NHK総合》2022年3月5日(土)11時24分〜11時54分
番組ホームページ
https://www.nhk.jp/p/72hours/
番組Twitter
https://twitter.com/nhk_72hr
放送後1週間NHKプラスhttps://plus.nhk.jp/で見逃し配信

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