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【ローカル企業とSDGs】何ができるかを考え、身近なところからSDGsに取り組んでいく。『アプライド株式会社』

環境活動や教育支援など多種多様な活動を行なう

電子機械機器及び電子部品の販売を目的として1977年に設立。現在はパソコン及び周辺機器、デジタル関連商品の販売を行なう「アプライド」を26店舗展開するほか、2007年には株式会社シティ情報ふくおかを子会社化。2009年には雑貨事業を手掛ける株式会社ハウズを立ち上げるなど、幅広い事業を展開するアプライド株式会社。多種多様な事業を手掛ける同社では、社内外においてさまざまな【SDGs】に取り組んでいる。

【アプライド株式会社 常務取締役 営業推進本部長 甫木 眞也】1972年、大分県別府市出身。高校までを別府で過ごし大学進出を機に福岡へ。1995年、アプライド株式会社に入社。店舗での販売を経てSI事業部や特機事業部で法人営業を担当。店舗や法人営業部門、管理部門の責任者を歴任し、2013年10月、常務取締役に就任。現在に至る

「長年取り組んでいるのは『エコキャップ活動』です。2008年にスタートしましたので、もう10年以上になりますね。ペットボトルのキャップを分別回収することで途上国の子どもたちへワクチンを届けることができます。また、2012年からは『ニチバン巻心ECOプロジェクト』に参加。セロテープ等の巻芯をダンボールにリサイクルし、リサイクルによる利益でフィリピンや日本国内での植樹などに役立てる活動です」。

また、東日本大震災をきっかけにこの10年ほどは教育支援にも力を注いでおり、被災した気仙沼向洋高等学校に140台のパソコンを寄贈。2020年春以降学校や教育機関に無料でマスクを寄贈した。

現在、新型コロナウイルスの感染状況は一定の落ち着きを見せつつあるものの、同社では感染症拡大の影響を受け、アルバイト等の収入が得られず経済的に困窮している学生を対象に「新型コロナウイルス緊急学生支援」を実施。2021年12月までに4000万円の寄附を行なった。

「アプライドグループではCSR活動における重要テーマとして『未来を担う学生の教育を守る』ことを掲げています。教育機関の創出は経済にとっても社会にとっても大切なこと。テレワークなどでパソコンの需要が伸びた一方で、コロナ禍長期化の影響を受け、就学困難になられている学生が増えていると聞き、寄附を行なうことにしました」と、甫木氏は言う。

「新型コロナウイルスの感染拡大によって人々の行動は制限されてしまいましたが、そのことによって大気汚染レベルが低下したといわれています。その間、経済を動かしていたのは我々IT業界なんですよね。私たちアプライドグループは、ITの普及を通して経済を動かしながら、今後も何ができるかを考え、身近なところから【SDGs】の取り組みを進めていきたいと考えています」。

アプライド株式会社

住所:福岡市博多区東比恵3-3-1
TEL:092-481-7801
https://www.applied-g.jp

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