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【山麓の古民家、 囲炉裏、炭火焼】山の幸をいただきます

『宝満宮竈門神社』から約400m、車1台がやっと通れる細い道を抜けると現れる、囲炉裏炭火焼の店。不便な場所にも関わらず、多くの人が訪れる人気店だ。店主の熊本義宗さんは、世界10カ国で腕を磨き、福岡の有名ホテルで料理人を務めた経歴の持ち主。

世界を巡り、シンプル調理に行き着いた店主の熊本義宗さん。いろんな味を知っているからこその味を究める

 

そんな料理の達人が提供するのは、熊本のブランド鶏〈紅うどり〉だ。朝締めした新鮮な鶏を丁寧に下処理し、希少な部位の刺身も食べられる。「長い歴史のある太宰府で、日本人が昔から食べていた鶏を、昔ながらの食べ方で味わっていただくことに意味があります」と熊本さん。その言葉通り、竈門神社や宝満山登山など、太宰府の自然に触れに来た人々が、こぞって山の幸を堪能しに訪れている。

備長炭の遠赤外線で肉の旨味を閉じ込め、ジューシーに仕上げる炭火焼。新鮮な鶏だから焼き過ぎ注意! 刺身でも食べられる新鮮な鶏なので、皮目から焼き火を通しすぎないのが大事!

 

メインは秘伝のタレを備長炭で焼いた炭火焼。九州の地鶏だから、醤油ダレには九州産の醤油を使い、シンプルに味わいたい人のために天草産藻塩をブレンドした塩も用意する。自社農園や大分の契約農家からの野菜を使うなど、山の幸の旨味を引き出す心遣いは、さすがベテランの料理人のこだわりだ。炊き込みご飯や団子汁など、プロの料理人ならではの逸品も是非オーダーしたい。

地鶏の旨味がご飯に染み込んだ『炊き込みご飯』(大220円)、『団子汁』(220円)は
破格値!

山の上の古民家だけれど、備長炭を使った炭火焼きだから冬の風情は格別だ。予約しないと待つことになることが多いので、訪れる際は早めの予約を!

炭焼地鶏 山蔵 さんぞう

太宰府市内山832-2

[☎]092-710-1722
[営]11:00〜22:00
[休]木曜

[席]67席
[P]あり

カード/可

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