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【舞台挨拶レポート】『劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編』煉獄杏寿郎役の日野聡が来福! 「私は、私の責務を全うできましたか?」

昨年10月の公開以降、爆発的なヒットを記録し、国内興行収入ランキング1位に躍り出た『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のBlu-rayとDVDの発売を記念して、煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)役・日野聡による早期予約キャンペーン舞台挨拶付上映会がT・ジョイ博多にて行なわれた。収録の際のエピソードや事前にファンから集めた質問に答えるなど、約30分にわたり熱く語った!

ー昨年10月以来の舞台挨拶ですね。福岡を訪れたのは初めてですか?

日野:イベントやライヴで何度か来たことがあります。久しぶりの舞台挨拶はやはり、感慨深いですね。こういうご時世になると思っていなかったけれど、これだけの人が足を運んでくれて嬉しいです。


ー劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のDVDとBlu-rayがついに発売されましたね。

日野:そうですね。かなり豪華です。スタッフやキャストの想いがぎっしりと詰まった宝物のようです。ジャケットイラストも迫力が凄いですし、躍動感があります。竈門炭治郎と煉獄杏寿郎がそれぞれの呼吸を使って鬼たちを倒していくという、ストーリーを象徴したイラストですね。


―さて、今日はファンの皆様から質問やメッセージを事前に頂戴しています。
最初のテーマはコチラ「答えて日野さん!」。まずは「日野さんが度肝を抜かれたシーンは?」。

日野:最初に映画を観た時は、なんとも言えない感情がこみ上げてきました。五感が震えるような感じです。僕は一人で試写に行ったので、同じく試写に来ていたマスコミの方と今の気持ちを共有したいなって思っていました(笑)。


―映画を観た後に、誰かと話したくなったんですね。

日野:そうです。自分の中でいろいろ振り返りました。ちょうど世界中がコロナで大変だけれど、この世に生まれたからには煉獄さんのように前を向いて生きていくしかないんだって、強く後押ししてもらったような気がします。


―続いての質問です。「煉獄杏寿郎を演じる際に、一番難しいと思ったところは?」。

日野:「美味い!」とか、ふだんの煉獄さんを演じるのは難しかったです。作品全体を通して、彼の根底にある優しさを考えていました。鬼が作る夢の中でも、兄としての優しさと、父の代わりになるような頼もしさを前面に押し出すことを意識しました。


―続いて、「無限列車編の完成後、初めて観た時に泣いたシーンを教えてください。私は息が苦しいぐらい泣いてしまいました」。

日野:もうね、どこらへんというより泣きじゃくってました。大洪水でマスクびしょびしょでしたね(笑)。まずは炭治郎の夢の中のシーンでグッときて、煉獄の夢の中、炭治郎と伊之助が共闘するシーン、そして煉獄と猗窩座(あかざ)が戦うシーンへと段階を踏んで涙がこみ上げてきました。そして、原作にはない鎹鴉(かすがいがらす)の涙のシーンで追い泣きして、最後のエンドロールでまた泣かされました。


―次のトークテーマは、ラジオでも好評を博した「私と『鬼滅の刃』リターンズ 無限列車編!」です。一般の皆様から受け付けた無限列車編を通じたエピソードを話していきます。
まずは、「映画を観て、煉獄さんのように、大きな声で話すようになりました」というメッセージです。

日野:僕は煉獄を演じる時、ただひたすら腹から声を出すようにしていましたね。


―どんな感じで声を出していたか見せていただきたいです。

日野:…(マイクなしで)「美味い!!!!


―ありがとうございます! 続いては、「無限列車編の4DXを観に行きました。4DXだとどうなるか気になっていましたが、より映画の中に入り込めて本当に楽しかったです」。

日野:無限列車編はトータル6回ぐらい観ていますが、その中の2回は私も4DXで観ました。4DXはアニメの中の電車の揺れと合わせて座席が動いたり、座席の下からなにか出てきたりと楽しい体験でした。


―最後のお便りは竈門炭治郎役の花江夏樹さんからです。先週の東京を皮切りに全国各地を巡るイベントなので、リレー形式になにかできたらなと思っています。花江さんからは「煉獄さんのセリフ、“穴があったら入りたい”を博多弁でお願いします」とメッセージが来ています。

日野:「メッセージ送りましたよ~」って花江さんから聞いていたけれど、これのことだったんですね。博多弁ですか…(笑)。…「よもやよもやたい!!! 穴があったら入りたか!!!!」


―次回、大阪会場に登壇する伊之助役の松岡禎丞さんにメッセージをお願いします。

日野:せっかく花江くんが作ってくれたので、方言シリーズでいきましょう。関西弁で伊之助のセリフをお願いしたいと思います。ちなみに、グリコのポーズをしながらでお願いします。


―大阪にちなんで、ですね。それでは、
最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。

日野:足を運んでくださって本当にありがとうございます。自分にとって、『劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編』と煉獄杏寿郎という役は本当に大切な大切な宝物のひとつです。この作品が紡いでくれた皆様との出会いや、煉獄杏寿郎という男が生きた証というのもを自分の胸に刻んで、引き続きこの声優という職業に精進していきたいと思います。最後に一つ、皆様に答えていただきたいのですが、私は、私の責務を全うできましたか?

(大きな拍手が響き渡る)

日野:この光景を目に焼き付けて、これからも頑張っていきます。ありがとうございました。

 

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、7月22日(木)から29日(木)まで、煉獄杏寿郎誕生日記念の期間限定上映される。入場者特典でバースデーカードが配られるので、ぜひゲットして! 詳しくはコチラ。

 

■劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編
【完全生産限定版】Blu-ray 9900円/DVD 8800円 発売中
【通常盤】Blu-ray 4400円/DVD 3850円 発売中

 

 

 

 

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