『福岡・佐賀で出合った家族の暮らし』光と風、自然の力を取り入れた”暮らし心地”を追求した家【さくらい暮らしデザイン】
糸島市在住 Tさんの住まい
糸島の大らかな空に抱かれ、
広大な敷地に堂々と佇むT邸。
機能性や使い勝手を考えた工夫を随所にちりばめた、
“居心地”を追求した空間だ。
敷地面積は全体で約750㎡。築100年を越える納屋と、稼業である花の仕分けをする作業小屋も、同敷地内に建っている。2019年から順調に家づくりを進めていたが、コロナウイルスの影響で結婚式などのイベントがなくなり、花市場もしばし休止に。家づくりも1度は立ち止まってしまったTさんだったが、再スタートを決断し、無事に完成を迎えることができた。
玄関から脱衣所への導線、リビングを清潔に保つ工夫
人数や荷物が多い日でも、混み合う心配のない広い玄関は、収納も充実した納戸に隣接。外からの荷物を置いておくだけでなく、汚れた服や靴の着脱もでき、室内に汚れを持ち込まない設計だ。
納戸の先は脱衣室となっており、手洗いうがい、入浴を済ませてから、リビングに向かうことができる。
落ち着いた印象を与える、ウォールナット床の室内
室内は、無垢材のウォールナット床をベースに、清潔感のある白やライトグレーで統一し、落ち着いた雰囲気を演出。
17帖のLDKは、大人数の食事に嬉しい6人掛けのテーブルや、ローテーブルを囲んで寛ぐソファを置いても十分にゆとりがある。
木目柄のキッチンは、床のウォールナット色とカラーを合わせ、リビングと溶け込むようなデザイン。キッチンに設けた勝手口は、臭いの気になる生ゴミを、リビングを通らず外に持ち出せ、買い物した荷物を直接キッチンに運べるというメリットが。
光と風、自然の力を取り入れた「パッシブデザイン」
南面には、大きな引違窓を設置。引違窓の外は広いウッドデッキとなっており、天気の良い日は外での食事やBBQを楽しむことも。
テレビを見ながらくつろげる家族団欒の空間に、太陽の光と熱がたっぷりと降り注ぐ。
南面に大きな窓を設け、冬は陽を取り込み、夏は庇（ひさし）やバルコニーが太陽をカット。全方位に風が通る道を設計した「パッシブデザイン」となっており、快適・省エネ・健康に暮らせるような工夫がされている。
インテリアだけでなく、機能面や使い勝手、メンテナンス性など、さまざまな面からこだわりを詰め込んだT邸。居心地の良さをとことん追求したこの空間で、Tさん家族の生活もより一層花やいでいきそうだ。
Company profile
さくらい暮らしデザイン
日々の暮らしを、心地よく。
「暮らし心地」を何より大切に、毎日を心地よくするための住まいづくりをご提案します。
新築住宅、リノベーションなど、女性建築家のきめ細やかなご提案で“健康・安心・省エネ”が叶うパッシブデザインの家づくり。
櫻井神社（糸島市）参道沿いの築110年の古民家をリノベーションしたオフィスで、ご家族の夢のマイホームづくりを丁寧にお手伝いいたします。
[所] 福岡県糸島市志摩桜井4165
[☏] 092-332-0278
[HP]saku-kurashi.com
[施工エリア] 福岡市・糸島市・糟屋郡・鳥栖市 及びその近郊
[許可・登録] 建築士事務所:福岡県知事登録 第１-61947号
[相談会] 随時受付中