【家づくりのお宅訪問】広々リビングに家族が集う、うんていのある元気な家「悠建築工房がつくった新築住宅」

2021年05月15日 公開

ご両親との同居を考え、ご実家の増築を考えていたYさん。「筑紫野市辺りを車で走っていて“いいな”と思う家がいくつかあったのですが、それは全部『悠建築工房』さんの家だったんです。たまたま完成見学会に行った母も“とても良かったよ”とのこと。それで増築を相談に行ったのが始まりですね。断熱のことなども考えて検討していくうちに、立て直すことに決めました。予算のことなど私たちの疑問にすぐに答えて頂きましたし、みなさんの人柄がよくて安心できましたね(笑)」。
希望したのは、家族が集うリビングの広さと各々のプライベート空間。和室も欲しかったが当初は諦めていたそうだ。「私たちや子どもの部屋は2階にするとして、両親の部屋は1階に置きたかったんです。その上でリビングは広くしたかったですからね。でも、リビングとつながった和室もできていい感じになりました」。玄関に手洗い場が欲しいという希望には、手洗い場やお風呂などがある水回り部分に勝手口を置くことで対応。これもリビングと和室の広さを確保できた理由の一つだ。「私たちの願いをバランスよく叶えてくれるアイデアはさすがでした！」。

天井の一部を折り上げ天井にし、見せ梁を置くことでより広く感じる空間を演出している。テレビ後ろの壁に飾られているのは手づくりのグリーンアレンジ

手元が隠れるタイプのI型ペニンシュラキッチンを採用。ニッチを飾るのはお子さんたちの写真

「間取りも外観も、すべてにおいて、ちょっとお願いしたら倍以上の感じでいい提案をしていただきました。思っていた以上になりましたね」とYさん。実際に暮らし始めて分かる家の良さも体感されているようだ。「冬もエアコンが必要な時間は短いですし、とても暖かい家です。木の質感もあたたかみがありますね。外に出てから“寒っ”となることも多いです(笑)」。
家の基本的な性能をベースに間取りやデザインの希望が叶ったYさん宅は、うんてい、クロス、ニッチに置かれた雑貨など、家族の個性にも彩られている。玄関先に飾られていたのは着物の帯や和風の雑貨類。「ここは私の自己満足ですね」と微笑むお母さまだが、それが一番。家族みんなの想いに溢れている家づくりがいい家なのだから。そんな家づくりのお手伝いをできることが『悠建築工房』の喜びだ。

「スポーツをしている息子のためにつけたかったんです」と、リビングに設置されたうんてい。「窓際なので洗濯物を干すこともできて便利なんですよ(笑)」

左／お母さまの飾る雑貨で季節感を感じる玄関先
右／リビングの一角にある階段の下4段は、開放感がある壁のない雛壇階段

ブルーのストライプやモルタル風など、2階の各人の部屋には個性的なクロスが使われている。各部屋の窓は「初めは少し小さいかなと思いましたが、実はちょうどいいんです」とのこと

収納もたっぷりの和室。仏間には日本画の美しさを取り入れた壁紙をセレクト