【山口県】ときわミュージアムの「世界を旅する植物館」で新スタイルのアートとコースディナーを体験!
2021年7月1日〜12月31日にかけて、山口県央連携都市圏域(山口市・宇部市・萩市・防府市・美祢市・山陽小野田市・島根県津和田町)を舞台に開催される『山口ゆめ回廊博覧会』!その目玉企画は、特別な場所をアートによる演出と食の力を通して表現し地域の魅力を伝えていく、新しい体験イベントです!
宇部市にある、ときわミュージアムの『世界を旅する植物館』で開催されるということで一足先に行ってきました!
photo by Shoko Hiraoka
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植物館を舞台に繰り広げられる物語『つみくさあそび』は、植物たちがゲストを不思議な世界へ誘い込み、歩きながらアートや食事を楽しむという新感覚エンターテイメント!
今回は世界が認めた日本人女性100人の一人にも選ばれた、『指輪ホテル』演出家の羊屋白玉さんとフランス料理店キャプテンの藤谷幸司シェフがコラボしています。
それぞれのシーン毎に出される料理は7市町の食材がふんだんに使われているのも楽しみのひとつです。
最初の入口はうす暗くひっそりとした雰囲気。そんな中、突如道先案内人として植物たちが現れ、手渡されたのは1本のストロー。誘われるままに植物に囲まれた道を歩いていくと気分はまるで秘密の花園に迷いこんだ主人公のよう!
進みながら、今から何が起こるの?と期待とドキドキが止まりません。
photo by Shoko Hiraoka
植物たちの後をついて行き、最初にたどり着いたところには、何やらまた別の植物たちが待っていました!
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歌声とともに最初に出されたのは『ウツボカズラジュース』と名付けられたウェルカムドリンク!ここで最初に手渡されたストローの出番!
『虫ラムネ』を入れてシュワシュワとした喉越しが面白いのは萩の夏みかんの炭酸ジュースでした。想像もしないようなおもてなしにワクワクはどんどん増していきます!
photo by Shoko Hiraoka
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シーンごとに変わる初めて目にする可愛らしい料理はどれも繊細であり本格的!料理を差し出してくれる植物たちとの時間を通して徐々に雰囲気にも慣れていき、またそんな可愛い植物たちを間近で見ることができ、とても新鮮でした。
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続いて植物に連れられて進んで行くと、今度はほんわりとあかりが灯った小さなテントがたくさん並ぶ幻想的な空間へとたどり着きます。
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一人一人ゆっくりとテントへ案内され中に入ると・・・そこにはフォークやスプーン、そして丁寧に容器に入れられたアミューズがちょこんと置かれていました。おしゃれすぎる見た目に、味もとっても楽しみ・・・!
宝箱を手に取るようなドキドキに加え、どんな食材が入っているのか探りながら食べる楽しさも生まれます!
『サボテンのふりした魚介たち』は特別な気持ちになる繊細な美味しさ・・・✨
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物語の中で植物たちは自分の気持ちを私たちに伝えてくれます。演出は食育をも感じさせるストーリーで、植物を通して子どもにも生きるものの大切さを伝えてくれていました。
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クライマックスはガーデンで着席しメインディッシュをいただきながら迎えます。
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オープンキッチンで作られていたのはメインの黒毛和牛のハンバーグシチュー!想像以上の柔らかさでとっても美味しい!ゲストを次々に笑顔にしていました。
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メインの他には春菊サラダとパン。植物によるサーブで乾杯がスタート!フルーツティーにはブランデーを加えるサービスもあるのが嬉しいです。
photo by Shoko Hiraoka
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料理をいただきながらも続くパフォーマンスでその空間は自然の中のディナーショー。料理にもパフォーマンスにも目が離せません…!
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植物たちが案内してくれた旅の最後の舞台となるりんごの木の下で、私たちは希望に満ち溢れた大切なメッセージを受け取ります。
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これまでにはない形のアートと食の融合は大人も子どもも楽しめる世界!何が起こるか分からないスタートから進むにつれてワクワクが増していく楽しさは、子どもの頃に抱いた、何に対しても好奇心が湧いてしまうような純粋な気持ちや、めくるめく時代を生きる中で忘れがちな大切な心を思い出させてくれました。
とても奥深さを感じるこの物語は、五感や脳までも刺激する新しい発見があります。日々の生活から別世界へトリップしたようなひととき。思い出に残る素敵な時間を過ごすことができました!
[所]山口県宇部市野中3-4-29
[☎]0836-37-2888
https://www.tokiwapark.jp/plantmuseum/
【問合せ】山口ゆめ回廊博覧会実行委員会事務局
[☎]083-934-4152
https://yumehaku.jp