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素材にこだわった珠玉の饂飩(うどん)『わらの蔵 恕庵(じょあん)』

予約してわざわざ行きたい
1日限定20食の絶品饂飩(うどん)が那珂川市にある!

1日限定20食の饂飩屋が那珂川市にあるという。しかも予約優先。それが那珂川市南部中ノ島公園の向かい側にある『わらの蔵 恕庵』。レストランやラーメン店などを営んでいた中島慶達さんが2013年にオープンさせた。中島さんは以前、製麺会社の社長に食べさせてもらった「生醤油うどん」に感激し、「いつかはうどん屋をやりたい」と思っていたそうだ。

細いあぜ道のような路地を抜け、小川を渡ったところに『わらの蔵 恕庵』はある。店に入ってまず提供されるのが『ウェルカムうどん』。初めて来店する人には『かえし醤油うどん』を、リピーターの人には季節やその時においしいと思ったもので女将の秀子さんが作るタレをかけた『変わりうどん』を提供。少し褐色を帯びた麺は角がピンと立って美しい、いわゆる美人麺。これを食べただけで、饂飩の質の高さがわかり、頼んだメニューへの期待が高まる。

こちらの饂飩は国内産の無農薬・無化学肥料で栽培された小麦の全粒粉を使用して製麺している。小麦をまるごと粉にしているので香り高く、力強い味わいがある。さらに中島さんは来客に合わせて通常1〜2日前から饂飩を打つ。饂飩を打ってからしっかりと寝かせているので、もっちりとした歯触りの独特のコシを感じられる。出汁は北海道産の昆布、九州産の焼きあご、本節、干し椎茸などを一晩、水に漬けて素材の持つうま味をゆっくりと出す。水は脊振山系の地下水を使用している。

本当に体に良いもの、安全・安心な食材を使ったおいしい饂飩を提供したいという中島さんの思いから、こうした素材を使うようになったという。出汁に使用する本節以外、動物性の物は使用していない。メニューには『カレーうどん』の文字があるが、カッコ書きで肉不使用と記されている。「化学肥料で育てた穀物を与えた牛の肉を使ったら、無農薬・無化学肥料の饂飩を作りよるのに本末転倒やろ」と中島さんは笑う。肉の代わりに入れるのは季節の野菜と、小麦粉から作る『植物性たんぱく質』。饂飩を作る小麦粉と水を練り、それを水で洗うことを繰り返してできるのが『小麦粉ミート』。1kgの小麦粉からできる「小麦粉ミート」はわずか100gほど。適度な弾力があり、丁寧に下ごしらえされているので独特のうま味があり、肉とは違う満足感がある。

こちらの一番人気は『恕庵セット』(Aセット1200円、Bセット1350円)。Aセットはうどん(温or冷)、自家製飛竜頭、ごぼう揚げ、漬け卵、甘煮豆と自家製ぬか漬が出される。饂飩がハーフになり、無化学肥料&無農薬の米にオーガニックの雑穀米入りのご飯ととり辛味噌が付くのがBセットだ。ごぼうや豆なども有機栽培されたもの。

『重ね煮葛あんかけうどん』(1100円)も人気メニューのひとつ。重ね煮(上に伸びる野菜を下に、下に伸びる野菜は上に重ねて、自然塩で蒸し煮にした野菜)を本葛でとろみをつける。野菜の持つ優しいうま味と出汁のうま味が自家製麺にたっぷりと絡み、おいしさを倍増させる。

前述した『重ね煮カレーうどん』(1100円)もおすすめ。国産スパイスを独自にブレンドして作ったカレー出汁は、ほどよいスパイシーさでまろやか味わいだが、徐々に優しい辛さが表に出てくる。懐の深い絡みがなんとも心地いい。麺とカレー出汁は分けて提供され、さらに饂飩出汁も添えられているので、まずはカレー出汁でつけ麺風に、次に饂飩出汁だけ少しかけて、最後に饂飩出汁とカレー出汁を合わせて、と3通りの味を楽しめるのもうれしい。

店のこだわりを食べる人に押し付けるのではなく、体に優しく食べる人の楽しみも提供してくれるところはさすが。食べる人に合わせて饂飩や他の料理を手間ひまを惜しまずに仕込むため、1日20食限定というのもうなずける。いつも食べている饂飩よりちょっと高いかもしれない。でも、わざわざ那珂川まで足を伸ばして、それだけのお金を払う価値のあるうどんがここにはあるのだ。

ちなみに『恕庵セット』(Bセット)に付く『とり辛味噌』は持ち帰り用を販売中。那珂川の『金太郎卵』の平飼い鶏、女将特製の熟成味噌、鹿児島県産つばき油など、すべて九州産の無添加・無化学調味料で手作りされている。厳選素材にすっきりとした辛みが加わり、ご飯が進み過ぎる。

わらの蔵 恕庵

住所:那珂川市市ノ瀬478-2
TEL:090-9585-3578
営業時間:11:30~15:30(OS14:30)
休:火・水曜
席:6席

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