酒場サークル(福岡市中央区)『ふくおかジビエフェア2024』
大手門の『クロマニヨン』に併設していたショップ&スタンディングのバーが、2022年にすぐ近くに移転。自然派ワインと尊敬する生産者の食材でつくるジャンルにとらわれない料理を楽しませてくれる。店名は「生産者と人を結び循環するサークルに」という思いを込めて名付けられた。黒板に書かれたメニューを選び、それに合うワインをセレクトしてもらうもよし、飲みたいワインにアテを合わせるもよし。立ち飲みスタイルでありながら、前菜、メイン、デザートまで揃うのも嬉しい。
フェア参加メニュー
鹿串(1本1000円)
季節や食べたモノによって味が変化するジビエならではの味わいを堪能
糸島ジビエ研究所の西村直人さんが大学在学中に出会って約10年。信頼関係を深めてきたからこそ、オーナーシェフ・市村さんのニーズを的確に把握した状態のジビエが届けられる。この「鹿串」は、1年を通してオンメニューしているが、季節や鹿が食べたモノによって味が変わるため、季節ごとにソースなどの仕立てを変えていくそう。取材時はワインの生産者が作っているブドウやいちじく、ナッツ類を混ぜたジャムが添えられた。
お酒とペアリング
鹿串に合うすてきなグラスワイン(700円〜)
グラスワインは日替わりで、白・赤など常時6種類がスタンバイ。この日選ばれたのは、イタリア・ピエモンテで女性が醸造した赤ワイン。「ブドウの収穫が終わった後の山のイメージで選びました。鹿が生きる山の風景のイメージに合うと思って」と、スタッフは語る。山の風景を思い浮かべながら、滋味深い味わいを楽しみたい。
シェフ紹介
オーナーシェフ / 市村大輔さん
私たちのようなナチュラルワインを扱っている飲食店の料理人は、肉も魚も野菜もナチュラルなものを使うことが多く、そのような店に集まるお客様は、ジビエに対するハードルが高い方はあまりいません。けれど、初めてジビエを食べる方も少なからずいて、そういう方々にも西村さんの肉は躊躇なく食べて、「おいしい」と感じてもらうことができています。日本では縄文時代からジビエは食べられていたと言われていますし、日本人のDNAにはその記憶が刻まれているはずです。もっと気軽にジビエを楽しんでいただけると嬉しいです。
店舗詳細
- 住所
- 福岡市中央区大手門3-2-19
- 電話番号
- 092-231-8402
- 営業時間
- 15:00〜22:00、金曜16:00〜23:00
- 定休日
- 木曜
- 席数
- スタンディング15席程度
- 支払方法
- 現金・QR決済
- ジャンル
- ワインダイニング
- 来店時注意事項
- 店舗URL
- http://www.wine-cro.jp