長崎や福岡のホテルで料理長として活躍した日下部誠シェフ。当時より糸島との生産者との繋がりを深めてきた中で、「糸島の生産者・料理人・お客様の輪を繋ぐ場を作りたい」と、2020年秋、可也山を望む糸島の地に『テロワール』をオープンさせた。メニューは昼・夜ともにコースのみ。契約農家から届く野菜や旬の魚介、ジビエなど、糸島で採れた食材で作られる季節感あふれるコースを食べ進めていくと、脳裏に糸島の豊かな自然が思い浮かぶ。

フェア参加メニュー

ジビエのテリーヌ（ランチ・ディナー各コースに＋1800円でグレードアップ）

山の恵みをふんだんに使った、豊かな味わいのテリーヌが完成

鹿、猪、フォアグラ、一貴山豚、ピスタチオを使用し、伝統的な製法で作り上げた「ジビエのテリーヌ」。手間ひまかけて丁寧に作られたこのテリーヌは、1週間ほどの熟成を経て味わいと香りが深まり、旨みが一層引き立つ。そのままでも十分味わい深いが、黒人参と赤ワインで作った少し甘みのあるソースを添えれば、より一層、豊かな味わいを感じることができる。

お酒とペアリング

シェフ厳選ワイン

オーナーシェフの日下部さんは、師匠である上柿元勝氏が得意としたフランス・リヨンの伝統料理を継承しており、主にリヨンの料理に合うワインとして、ブルゴーニュを中心にセレクトしている。取材時には、ピエール・ティベールの「ブルゴーニュ・コート・ドール・ルージュ2022」がセレクトされた。しっかりとした酸とふくよかな果実味を持ち、今回のテリーヌとの相性が抜群なのだそう。