陶芸家・野⼝寛⻫ 福岡で初の個展“KANSAI NOGUCHI 展”開催!(6/7~6/20:福岡・岩⽥屋本店 本館2 階『Gallery CONTAINER』)
- アート
- 開催日時
- 開催場所
- 岩⽥屋本店 本館2 階『Gallery CONTAINER』
陶芸家・野⼝寛⻫による福岡で初の個展
“KANSAI NOGUCHI 展” 開催
2023年6月7⽇(水)~6月20日(火)
福岡・岩⽥屋本店 本館2 階『Gallery CONTAINER』
岩⽥屋本店2階のGallery CONTAINERでは、2023年6⽉7⽇(水)~6⽉20⽇(⽕)の期間、陶芸家・野⼝寛⻫による個展「KANSAI NOGUCHI 展」を開催します。
独⾃の⼿法から⽣み出される唯⼀無⼆の造形美を放つ野⼝⽒の作品。和の中にどこか異国情緒がただよい、オブジェとしても完結するような佇まいが魅⼒的です。
本展では、⽴体作品のほか、和紙や墨、⼟などを使った絵画や版画が並びます。
福岡県で⽣まれ育った野⼝寛⻫による初の地元での個展。この機会にぜひご⾼覧ください。
■アーティストステートメント
抽象表現と⽂明
縄⽂⼟器、李朝、古代ギリシャ彫刻がもつ素朴さと、抽象的表現の相性を探してきた。
私たちの⽇常の中でも無意識に想像し、頭の中で組み合わせては解き、また別のものを組み合わせながら答えを探す。いわば料理のレシピの様なものだ。それを制作の上で私は無意識ではなく、意識的にたくさんの組み合わせを探してきた。オリジナルが出尽くした現代で、⼈種や⽂化や歴史を持って「融合」という⾔葉を突破⼝に、オリジナルに挑んだ。
⽇本の陶芸の歴史は、縄⽂時代から始まり⻑い歴史を重ね、朝鮮や中国からも⼤きな影響を受け、⽇本の陶芸⽂化は育ってきた。この時代からすでに国々のオリジナルが融合し、新しいオリジナルが作られていったことが想像できる。
現代では、世界有数の陶芸国となった⽇本に⽣まれた私は、この⽂化から影響を受けることはごく⾃然なことだ。幼少の頃には唐津焼や伊万⾥焼、そしてそこには書というものも⾃然と存在した。そんな書で⽤いられる⽂字には意味があり、⼈々が思いを共有し合うために⽤いられる⼀つのツールである。
しかし⽂字の意味ではなく、⽂字の形に魅⼒を感じる⼈はどのくらいいるのだろうか。⼝の⼤きさや、はらいの⻑さ、多すぎる点の数など。もしかすると読めない他国の⽂字であれば、形として⾯⽩く映る⽂字もあるだろう。そんな⽂字の魅⼒、形、そして過去や今。⽇本⼈として不⾃然だったものも、他国であふれた抽象画や彫刻、そして⽂化や⽣活が⾃然なものへと変わっていった。
今の「融合」を⾒ていただきたい。
■開催概要
会場:岩⽥屋本店 本館2 階『Gallery CONTAINER』
会期:2023年6 ⽉7⽇(⽔)〜 6⽉20⽇(⽕)10:00〜20:00
※岩⽥屋本店の営業時間に準ずる
⼊場料:無料
■アーティストプロフィール
野⼝寛⻫(のぐち かんさい)
1982 年福岡県⽣まれ
2013 年 ⾳楽を学ぶため渡⽶
2014 年 ISAMU NOGUCHIの作品に影響を受け芸術家を⽬指し帰国
2015 年 彫刻家の元、アシスタントとして造形を学ぶ。陶芸⼯房にて作陶を始め
2016 年 東京都多摩市にアトリエ「KANSAI NOGUCHI STUDIO」を構える
2017 年 「JOMON」シリーズの製作を始める
2019 年 東京都内で⾃⾝初の個展を開催。⼋王⼦市にアトリエを移す
2020 年 版画の製作を始める
「メヘルガル展」at VOICE (東京)
「KANSAI NOGUCHI 展」at CASICA(東京)
「1000Vases」at Galerie Joseph(フランス)
2021 年 愛⽝との別れをきっかけにドローイング『Raincarnation』を描き始める
「KANSAI NOGUCHI 展」at 六本⽊ヒルズ(東京)
2022 年 「SHIRONAMESHI」JAPAN project 参加
ハイアットホテル京都 フロントオブジェ製作
「KANSAI NOGUCHI 展」at 会末アートギャラリー(上海)
Instagram : @ kansainoguchi
https://www.instagram.com/kansainoguchi/
Website :https://www.kansainoguchistudio.com/
■作品ラインナップ(一部)
詳細情報
- 開催日時:
- 開催場所:
- 岩⽥屋本店 本館2 階『Gallery CONTAINER』
- 料金:
- ⼊場料:無料