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福岡大名で夏のガラス祭り「切子モダニズム展」開催![7/14~7/24]

開催日時
開催場所
福岡県福岡市中央区⼤名1丁⽬10-5 サリナス⼤名2F アートスペース・ツクヨミ

 

夏のガラス祭り
≪切⼦モダニズム展≫

薩摩切⼦・江⼾切⼦が進化した「⼿磨き」のモダニズムカット

 

2022年7月14日(木)〜24日(日)の期間、福岡市中央区大名のアートスペース・ツクヨミにて、夏のガラス祭り「切子モダニズム展」が開催されます。
薩摩切子、江戶切子が深化した、6人の作家によるモダニズム・カットの世界。鋭いエッジと輝きにこだわった「手磨き」のモダニズム・カット。

ガラスの美しさを追求した6人の切子作家の作品が盛夏に涼の彩りを添えます。

【出品作家】
高橋太久美、滝下浩子、たきのさゆり、辻原夕見、⻄眞り子、⻄村めぐみ

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夏のガラス祭り 切⼦モダニズム展
薩摩切⼦・江⼾切⼦が進化した「⼿磨き」のモダニズムカット

◆会期/7⽉14⽇(⽊)〜24⽇(⽇)
15:00 ~ 21:00 (⼊場無料)
7/16(⼟)・17(⽇)・23(⼟)・24(⽇)は12:00~19:00

◆会場/ アートスペース・ツクヨミ

◆住所/ 福岡市中央区⼤名1丁⽬10-5 サリナス⼤名2F

◆主催/ 株式会社Gatou

 

 

お酒が楽しめる新しい体感のアートスペースthukuyomi
⼿のひらで揺れる光と影とガラスの煌めき

夏は粋に︕切⼦のグラスはいかがですか︖
薩摩切⼦、江⼾切⼦が深化したモダニズム・カットは鋭いエッジと輝きにこだわった「⼿磨き」。ガラスの美しさを追求した6 ⼈の切⼦作家の作品が盛夏に涼の彩りを添えます。

■「切⼦」とは
カットグラス(表⾯に⽂様を刻み込んだガラス)の和名です。⽇本では「江⼾切⼦」、「薩摩切⼦」という⼆つの伝統的なガラス⼯芸があり、江⼾時代に⻑崎をへて伝わったカットグラスが⼤阪に伝わり、江⼾で「江⼾切⼦」として花開きました。その後、薩摩藩が藩の事業として切⼦ガラスに取り組み「薩摩切⼦」が誕⽣しました。

 

■薩摩切⼦とは
薩摩切⼦(さつまきりこ)は、薩摩藩が幕末から明治初頭にかけて⽣産した切⼦ガラスです。⻑崎から伝わった切⼦は初め⼤阪で作られ、やがて江⼾に伝わり江⼾切⼦として花咲きました。さらにその影響を受け、厚被せの⾊ガラスに切⼦加⼯された薩摩切⼦が誕⽣し、その⾼い技術は世界的にも知られています。28代藩主 島津⻫彬は切⼦を藩の重要産業として⼒を⼊れていましたが、⽂久三年(1863年)の薩英戦争で薩摩切⼦は⼀瞬にして廃絶したのです。当時作られた薩摩切⼦は現在150あまり⾒つかっており、サントリー美術館などに百数点が保管されています。

 

■薩摩切⼦の特徴「ぼかし」
薩摩切⼦の⼤きな特徴は削られた⾯に現れる「ぼかし」です。透明なガラスの上に⾊ガラス
を被せて作る「⾊被せガラス」。それは当時、全国で唯⼀薩摩藩だけが持っていた技術でし
た。分厚い⾊ガラスの層を削ると⾊の層が下に⾏くほど薄くなり「ぼかし」ができるのです。そしてぼかしとともに⼤きく深いカットも薩摩切⼦の特徴です。

 

[左]⾼橋太久美 [復刻薩摩切⼦ 脚付杯」

■⾼橋太久美と薩摩切⼦の復元 そして「モダニズムカット」へ
途絶えた薩摩切⼦でしたが、1975年頃、⼤阪に存在したガラス問屋のカメイガラスで由利精助⽒が中⼼となり薩摩切⼦の復元が始まりました。⾼橋太久美は1980頃から⽒の指導を受け、2年後、薩摩切⼦復元の仕事に参加しました。以後カメイガラスが廃業するまでの1997年ごろまで薩摩切⼦に携わってきました。薩摩切⼦は「⾊」の部分が厚く⼤変⾒難く、⾼度な技術がもとめられます。復元に携わった⼀⼈、⾼橋太久美⽒はその技術を活かしモダニズムカットを⽣み出しました。

 

■モダニズムカットと新時代切⼦作家の誕⽣へ
切⼦歴50年の名⼯・⾼橋太久美⽒の指導のもと⾼度な技術を⾝につけた新時代の切⼦作家たちが独創的なモダニズムカットの作品を創造しています。

【動画】切⼦のグラスに⽔を注ぐと・・・
https://youtu.be/yYm_63N_xZs

【動画】夏の彩り
https://youtu.be/ia_6T1J9u8M

 

■アートスペース ツクヨミ(⽉みちるBAR)
アートスペース兼バーとして、2019年⼤名にオープン。
にぎやかな⼤名には数少ない、落ち着いた雰囲気のお洒落なBARです。期間中、ウイスキーをオーダーいただいたお客様には切⼦グラスでウイスキーをお楽しみいただけます。さらに作品をご購⼊のお客様にはワンドリンクサービスの特典付き。

 

 


 

詳細情報

開催日時:
開催場所:
福岡県福岡市中央区⼤名1丁⽬10-5 サリナス⼤名2F アートスペース・ツクヨミ
料金:
⼊場無料
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