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松村圭一郎×村瀨孝生『小さき者たちの』『ぼけと利他』刊行記念対談  バラバラのまま一緒に生きる
(2/14・カフェ&ギャラリー・キューブリック)

開催日時
開催場所
福岡県福岡市東区箱崎1-5-14ブックスキューブリック箱崎店2F カフェ&ギャラリー・キューブリック

 

松村圭一郎×村瀨孝生
『小さき者たちの』『ぼけと利他』刊行記念対談
バラバラのまま一緒に生きる

2月14日(火) @カフェ&ギャラリー・キューブリック)

 

 

2023年1月20日、文化人類学者の松村さんが、地元・熊本の生活誌を紐解いて綴った『小さき者たちの』が刊行となります。水俣、天草、須恵村を生きた市井の人々の言葉から、私たちが知らなかった日本の姿が浮かび上がってくる、渾身の一冊です。『小さき者たちの』には、こんな文章が記されています。

 

たぶん「寛容」ではない。「共生」とも違う。拒絶したくても、手を差し伸べる羽目になる。見たくなくても、出会ってしまう。そんな距離感のなかで小さき者たちは隣り合って暮らしていた。その「距離」には、現代の福祉社会が克服できたことも、そこから抜け落ちてしまったことも、ともにあるように思う。(「六、かかわる」p58)

 

一方、福岡で「宅老所よりあい」代表を務める村瀨さんは、昨年9月に上梓した伊藤亜紗さんとの共著『ぼけと利他』で、下記のように記されています。

 

お年寄りたちは、思想信条に依らないアナキズムと、人格や宗教に依らない許しを発揮し、場をつくり始めると言えるでしょう。そのように時折シンクロします。大方は揉めながらバラバラのままに一緒にいる。いるしかない。なんか、まじめで滑稽でしょ。好きなんです。(3通目「ズレまくりながら調和している」p32~33)

 

近代の水俣、天草で、現代のエチオピアで、そして現代の日本で。私たちは、困りごとを抱えた隣人と、どのように生きてきて、どのように生きていくのか。フィールドワークや介護現場での経験をもとに、松村さんと村瀨さんが対談形式で語らいます。

 

 

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松村圭一郎×村瀨孝生
『小さき者たちの』『ぼけと利他』刊行記念対談 
バラバラのまま一緒に生きる

 

日 時:2023年2月14日(火)19時スタート(18時30分開場)

※イベント当日(火曜日)は店休日ですが、イベントのみ実施します。
開場時間になりましたら外階段から2階へお上がりください。

会 場:カフェ&ギャラリー・キューブリック
(福岡市東区箱崎1-5-14ブックスキューブリック箱崎店2F・JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分)

出 演:松村圭一郎、村瀨孝生

参加費(要予約):税込2,500円(1ドリンク付)

※オンライン配信も行います。
※終演後「サイン会」を開催いたします。
※参加費は当日受付にてお支払いをお願いします。
※ご予約後の無断キャンセルはご遠慮願います。

 

▼会場参加ご予約はこちら(税込2,500円・1ドリンク付き)

①Googleフォーム

https://forms.gle/VJ99saXVSZNeUJDP9

②Peatix

https://peatix.com/event/3467866/view

 

▼オンライン参加ご予約はこちら(税込2,200円)

ミシマ社のオンライン配信チケット販売ページより、チケットをご購入ください。

https://mishimasha-books.shop/items/63b80275429351148b134d31

 

◎お問い合わせ:ブックスキューブリック箱崎店

TEL:092-645-0630

Mail :hakozaki@bookskubrick.jp

 

<新型コロナウイルスの感染拡大防止対策について>
*必ずマスク着用でお越しください。
*入口にアルコールスプレーをご用意いたしますので手指の消毒をお願いします。
*席の間隔を確保するため、定員を減らしております。

以上、ご協力をお願いいたします。

 

【松村圭一郎さんプロフィール 】

1975年熊本生まれ。岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。所有と分配、海外出稼ぎ、市場と国家の関係などについて研究。著書に『うしろめたさの人類学』(第七二回毎日出版文化賞特別賞)、『くらしのアナキズム』(以上、ミシマ社)、『はみだしの人類学』(NHK出版)、『これからの大学』(春秋社)など、編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)、『働くことの人類学』(黒鳥社)

【『小さき者たちの』】

・著者:松村圭一郎

・装丁:尾原史和(BOOTLEG)

・価格:1800円+税(1980円)

・発行:ミシマ社

・判型:四六判変形並製

・ISBN:978-4909394811 C0095

 

【村瀨孝生さんプロフィール 】

1964年、福岡県飯塚市出身。東北福祉大学を卒業後、特別養護老人ホームに生活指導員として勤務。1996年から「第2宅老所よりあい」所長を務める。現在、「宅老所よりあい」代表。著書に『ぼけてもいいよ』『看取りケアの作法』『おばあちゃんが、ぼけた。』『シンクロと自由』など多数。

【『ぼけと利他』】

・著者:村瀨孝生、伊藤亜紗

・装丁:漆原悠一(tento)

・価格:2400円+税(2640円)

・発行:ミシマ社

・判型:四六判並製

・ISBN:9784909394750 C0095

 


 

詳細情報

開催日時:
開催場所:
福岡県福岡市東区箱崎1-5-14ブックスキューブリック箱崎店2F カフェ&ギャラリー・キューブリック
料金:
参加費(要予約):税込2,500円(1ドリンク付)
電話番号:
092-645-0630
メールアドレス:
hakozaki@bookskubrick.jp
URL:
http://bookskubrick.jp/
備考:
開催時刻/19時スタート(18時30分開場)
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