トップに
戻る

【Go to KAGOSHIMA TRIP!】薩摩藩最大の出水麓武家屋敷群。観光牛車や着物着付け体験も

江戸時代の武家集落の面影を残す、出水麓武家屋敷群。国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されているスポットです。碁盤の目のように区切られた道路、見事な石垣や生け垣、武家門など、当時の生活を伝える風景が広がっています。散策の拠点となる歴史館や公開されている武家屋敷もあり、見ごたえ十分。NHK大河ドラマ「篤姫」のロケ地もありますよ。

最初に訪れたい場所が出水麓歴史館。散策の拠点として建てられ、当時の歴史や文化を楽しく知ることができます。入館料は高校生以上510円、小・中学生300円。入館証はなんとバッジ!これで公開武家屋敷の竹添邸と税所邸も見学できるのでお得ですね。

しかも、購入した年の12月末日まで何度でも入館できるという太っ腹サービス。年内限定のフリーパスポートで、そのまま記念品にもなる入館証です。
そしてこの出水麓地区で、注目のビッグイベント「DENKEN WEEK IZUMI」を開催予定。国の重要伝統的建造物群保護地区を舞台に、魅力的な食文化や街並みなどをみんなに知ってもらおう!という素敵な取り組みです。2022年は姉妹都市プーリー(埔里鎮・台湾)との共同開催。詳細はhttps://denken-izumi.jp/をチェック。

散策を最大限楽しむなら、着物着付体験がイチオシです。好きな着物と帯を選び、着付けてもらうという嬉しいサービス。足袋や草履も無料レンタルできるので、手ぶらでOK。選んだ着物と帯はそのまま持ち帰れるので、いい記念になりますね。事前予約制なので、申し込みは出水市の観光交流課までどうぞ。

早速、出水麓歴史館へ。当時の武具などを展示。古文書やジオラマも見学できます。

着物なら展示品との写真もいい感じに。館内のショップに撮影用の小物もあるので、ぜひ覗いてみましょう。

楽しく学んだ後は、さらにスペシャル体験!1周約1kmを25分ほどかけて牛車で巡る「いずみ観光牛車」です。牛車に乗る機会はめったにないですし、ガイドさんによる歴史や見どころの説明も魅力です。

牛車で貴人気分を味わいながら、素敵な写真も残せます。運行は基本的に土・日曜、祝日で雨の日は運休します。着物着付体験とぜひ一緒にどうぞ。

観光牛車の後は公開されている武家屋敷へ。竹添邸と税所邸と2か所があり、どちらも歴史館の入館証で見学できます。こちらは出水郷の要職を務めた竹添家の屋敷。

手入れの行き届いた庭園にはきれいな桜も。開花シーズンは特に必見です。

こちらも同じく公開屋敷の税所邸。建物の建築は出水麓で最古と言われていて、雨の日の弓の練習場所や隠れ部屋、抜け道などが残されています。

武家屋敷と着物姿は相性抜群。当時の人物になりきって、見学するのも楽しそう。どこで写真を撮っても映えますね。

今回、好きな着物を選で丁寧に着付けてもらったり、牛車に揺られて町並みをじっくり眺めたりと、たくさんの貴重な体験ができました。歴史館や武家屋敷で楽しく学べたのも、

良い経験です。そして何より、地元の方々の温かなおもてなしが素敵!本当に感謝です。

 

出水麓武家屋敷群

[所] 出水市麓町
[☏] 0996-63-2111(出水市商工観光部観光交流課)
https://www.izumi-navi.jp/spots/detail/2/

 

いずみ観光牛車

[所] 出水市向江町5-18
[☏] 0996-62-1511(NPO法人.いずみ観光牛車会)
http://izumikan.boo.jp/oxcart/index.html

 

<来県されるお客様へのお願い>
○まん延防止等重点措置が適用されている地域など感染が拡大している地域との往来については、慎重に検討していただくようお願いします。
○県外から本県に来られる方は、PCR検査等を受けて来られるなど、感染防止対策への協力をお願いします。
○ 来県される場合は、「新しい旅のエチケット(https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001365079.pdf)」を十分に御理解いただき、体調管理をしっかりした上で、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策を徹底していただくようお願いします。

掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。
※ 「映える,鹿児島旅」記事では,取材のため撮影時のみマスクをはずしております。

映える、鹿児島旅。

  • ふくおかWEB歴史観
法人様・自治体様向け情報サイトはこちら