【大分県 安心院応援プロジェクト】謎の巨石群「佐田京石」へ!米神山のストーンサークルを巡る登山レポート
古代の謎が眠る、神秘の巨石群
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大分県宇佐市安心院町に、古代の謎が残る巨石群があるのをご存じですか?
今回訪れたのは、米神山(こめかみやま)の麓にある「佐田京石(さだきょういし)」。高さ2〜3mほどの巨石が並ぶ、神秘的な史跡です。

実はこの場所、山の麓にある巨石群だけでなく、米神山の登山道や山頂にもストーンサークルや巨石群が点在しているのだとか。
古代の祭祀場だったのか、それとも別の目的があったのか……。さまざまな説が残るミステリアスな場所を、実際に歩いて巡ってきました!
高さ2〜3mの巨石が並ぶ「佐田京石」
まずは、米神山の麓にある「佐田京石」へ。

現地には案内看板が設置されており、イラストを交えながら、佐田京石や山頂のストーンサークルについて紹介されていました。
佐田京石は、高さ2〜3mほどの柱状の巨石9本が並ぶ環状列石群。弥生時代のものと推定されており、宇佐市の指定史跡となっています。
現在見られる9本の石は、もともと2本並んでいた石のうち1本が失われたものと考えられているそう。2本並んで立つものや、1本で立つもの、倒れたものなど、石の配置にも特徴があります。

では、これらの巨石は一体何のために造られたのでしょうか?
古代の祭祀場だった、鳥居の原型だった、あるいは経文の埋蔵に関係していたなど、さまざまな説が伝えられています。しかし、現在も定説はありません。
文字のない時代の信仰を伝えるとされながら、その目的はいまだ謎に包まれている佐田京石。近年ではパワースポットやミステリースポットとしても注目されています。

石の並びを眺めていると、たしかに鳥居のようにも見える場所が。もちろん、実際に鳥居の原型だったと分かっているわけではありませんが、こうした特徴的な配置を見ると、古代の人々がこの場所にどんな意味を込めたのか、想像が膨らみます。
米神山にも巨石群が点在!いざ登山へ
佐田京石を見学したら、次は米神山へ。
米神山は標高475m。山全体に古代信仰の痕跡が残るとされ、登山道の途中には「月の神谷」や「日の神谷」と呼ばれる巨石群があり、山頂にもストーンサークルがあるのだそう。
せっかくここまで来たのなら、山の中にある巨石群も見てみたい! ということで、登山スタートです。
登り始めたのは朝9時前。山頂までは案内看板を参考にしながら進みます。


登山道には枯れ葉がたくさん積もっていて、足元はなかなか滑りやすい状態。木々の間に続く道を進みながら、目印となるピンク色のリボンを探して登っていきます。
ところが、途中でそのリボンを見失ってしまう場面も……! 同行者が見つけてくれたおかげで、無事にルートへ戻ることができました。
整備された遊歩道を気軽に散策するような感覚ではなく、足元や進む方向に注意しながら登る山道。巨石群を巡る冒険気分が高まる一方で、慎重に進む必要も感じました。
登山道に現れる「月の神谷」と「大巨石群」
登山道を進んでいくと、最初に見つけたのが「月の神谷」。

案内看板のそばには、周囲の自然に溶け込むように大きな石が点在しています。山麓の佐田京石とはまた違い、山の中で巨石と出合うのは不思議な感覚です。
さらに進むと、「大巨石群」の案内も。

斜面に大きな石がいくつも見られ、山全体に巨石が点在しているという説明を実感できます。
佐田京石だけを見て帰るのではなく、実際に山を歩いてみることで、この地域に残る巨石群の広がりを感じられるのも米神山の魅力。昔の人々がどのようにこの山を見ていたのか、つい考えてしまいます。
なお、今回は「日の神谷」を見つけることができませんでした。登山道の目印を探しながら進むため、訪れる際はルートをよく確認し、無理のない行動を心がけたいところです。
ついに山頂へ!円形に並ぶストーンサークル

登山を始めてから約1時間。午前10時ごろ、ついに山頂へ到着しました!
「やっと着いた……!」
そんな気持ちで目に入ったのが、山頂のストーンサークルです。

石が円を描くように並び、中央には開けた空間があります。山麓の佐田京石とは異なる、もうひとつの環状列石群。実際にここまで登ってきたからこそ見られる光景です。
山頂にもこうした石の配置が残されていることを思うと、米神山にはどんな歴史があるのだろう、と興味が尽きません。
一部のミステリー関連の記事では、山頂のストーンサークルなどを根拠に、米神山をピラミッドとみる説も紹介されています。ただし、これは確立された学術的な見解ではありません。
石が並べられた理由も、山全体との関係も、まだ分からないことだらけ。だからこそ、目の前にある石を眺めながら、いろいろな想像を巡らせる時間が楽しく感じられました。

「霊岩霊水」にも立ち寄り。下山は慎重に!
山頂のストーンサークルを見たあとも、周辺を巡りながら下山します。
途中で立ち寄ったのが「霊岩霊水」。この日は見られませんでしたが、本来は岩の間を水が流れているそうです。


山の中には、こうした名前の付いた場所も点在しています。巨石群だけでなく、さまざまなスポットを巡りながら歩けるのも、この登山ならではです。
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下山を始めると、登り以上に足元の注意が必要でした。枯れ葉が積もった斜面は滑りやすく、ロープを使いながら慎重に進みます。それでも何度か転んでしまうほどで、ちょっとした油断が危ないと実感……!
登山をする場合は、滑りにくい靴を用意し、天候や足元の状態を確認しておくのがおすすめです。ピンク色のリボンなどの目印を見失わないようにしながら、無理のないペースで進みましょう。
山頂に到着したのは午前10時ごろ、下山したのは午前11時過ぎ。今回は約2時間かけて、米神山の巨石群を巡りました。
古代の謎に思いを巡らせる、佐田京石と米神山
山麓に立つ佐田京石から始まり、登山道の「月の神谷」や「大巨石群」、そして山頂のストーンサークルまで。実際に歩いてみると、米神山には巨石にまつわる見どころが点在していることが分かりました。
石が何のために並べられたのか、どんな信仰があったのか。はっきりした答えは今も出ていません。
それでも、山の中で大きな石と出合い、その配置を眺めていると、古代の人々がこの場所に特別な意味を見いだしていたのではないかと想像してしまいます。
佐田京石の見学だけなら比較的立ち寄りやすい一方、米神山の巨石群を巡るには登山が必要です。足元の滑りやすい場所もあるため、訪れる際は装備や時間に余裕を持って計画を。
古代の謎に思いを巡らせながら、巨石群を巡る少し不思議な山歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。
『佐田京石』
(所)宇佐市安心院町佐田
■安心院応援プロジェクト

このたびアプライドグループで、大分県宇佐市安心院町の魅力を発信する「安心院応援プロジェクト」がスタートしました。
安心院は、豊かな自然や歴史的文化など、多くの魅力があふれる地域です。地域の方々の声や安心院のさまざまな魅力を取材し、コンテンツとして発信していきます。
安心院応援プロジェクトの取り組みに、ぜひご注目ください!!



