【福岡の頼れるお医者さん2026】子どもの発達障害 (神経発達症)について「ももち子どもの発達クリニック」
特性の理解と適切な支援によって
子どもたちに自己肯定感を
『発達障害』は
脳の使い方の個性が原因
「『発達障害(神経発達症)』は脳の発達の偏りによって生じる疾患で、その特性のために日常生活に問題が生じてしまいます。相談が多いのは『注意欠如・多動症(ADHD)』と『自閉スペクトラム症(ASD)』です。『ADHD』では集中力や注意力がない、落ち着きがない、我慢が苦手といった症状が、『自閉スペクトラム症』では友だちと上手く関われない、強いこだわりといった症状がみられます。他にも、読み書きや計算など特定の学習に問題が生じる『限局性学習症(SLD)』や認知機能が低下している『知的発達症』など、様々な病態があります」とお話してくださる山口先生。小児科医として経験を重ねる中で、子どもの『発達障害』にもっと向き合って行きたいと感じ、専門クリニックを開院された。
強調されるのは、『発達障害』は決して特殊な病気ではないということ。「かつて『発達障害』の子どもたちは、育てられ方に問題があるとか、本人の努力不足であるとか言われていましたが、脳の特性によって生じる個性であることが分かってきました。脳の機能的問題から生じるものですが、定型発達との境界は必ずしも明確ではありません。本人の脳の個性・性格であると言えます。生まれ持った個性がちょっと強く出てしまったことにより、日常生活で困ったことが起きているということです。例えば、どんな人にも多少のこだわりはあると思いますが、それが強過ぎることで身動きがとれなくなってしまったりするのです。これらの症状は幼稚園・保育園や学校の先生によって初めて指摘されることも多く、自宅では気付かれなかった特性が集団生活のなかで表面化することは珍しくありません。そして特性に伴う行動に対して繰り返される叱責や配慮の無い指導、集団から孤立してしまうことによって自尊心が低下し自信喪失してしまいます。その結果抑うつ状態や不登校、また暴言や自傷他害・器物破損といった状況がみられることとなり、これは二次的障害と呼ばれています」。
『発達障害』の相談は増えているそうだが、今という時代も関係しているという山口先生。「かつて『発達障害』で現れる様々な個性は『そんな(困った)人もいるよね』と許容されることも多かったのですが、現代社会はこれを許してくれなくなっていると思います」。

周囲が個性を理解し
支援していくことが重要
「『発達障害』による“困りごと”に必要とされるのは様々な〝支援〞です。声掛け方法を変えたり周囲の環境を整えたりと、特性に合わせた育児や教育・医療を提供することで困りごとは大きく軽減できますが、適切な方法が分からないと放置、更には悪化させてしまい自尊心や自己肯定感も低下していきます。大切なのは、周囲がその子の特性を十分に理解して手助けすること、『自分はできない人』と思わせない褒められやすい環境を作ってあげるということです。そして本人が充実した毎日を送れるように、自己肯定感を保ち二次的障害を防止するよう手助けしていくことです。当院では発達特性や子どもへの接し方について、保護者の方に時間をかけて説明しています。支援に有益であると考えられる場合には薬物療法も行なっています。薬物療法以外にも、不登校の子や友人関係が上手くいってない子、話をするのが苦手な子などに対して、公認心理師によるカウンセリングも行なっています。発達障害診療においてまず大事なのは、できるだけ早く発達特性に気づくことです。世間の『発達障害』に対する認識が広がれば早めの受診にもつながり適切な環境を作っていくことが可能となります」。
お子さんの行動が気になったらまずはご相談を。診察では発達の経過や現状を詳細に確認し、様々な客観的指標と組み合わせて発達状況を評価、病状や支援方法の説明を行なう、といった流れで丁寧に対応をしてくれる。

自閉スペクトラム症(ASD)
・コミュニケーションが苦手
・強いこだわり
限局性学習症(SLD)
・読み書き、計算、推論などが
全体の知的発達に比べて苦手
知的な遅れ
知的発達症など
注意欠如・多動症(ADHD)
・不注意
・多動性
・衝動性
発達障害の症状は様々。複数の症状が重なることもある。
MEDICAL TOPICS
デジタルメディアとの
付き合い方に注意!
ゲームのやり過ぎなどが
メディア中毒を引き起こします
ゲームなどメディアに触れていると脳が興奮する時に出るドパミンが大量に出ることで幸せな気持ちになり、さらに強い刺激や興奮を求めるようになることで依存症(中毒)になってしまう。小児では脳の成長にも影響が出て、記憶力や考える力などが低下してしまう。またイライラを我慢する機能が低下したり、感動する気持ちが無くなってしまったりといった脳の破壊にもつながる。発達障害の傾向がある人はメディア依存症になりやすいという報告もあるので特に注意が必要だ。


福岡市生まれ。新潟大学医学部卒業、医学博士。日本小児科学会認定小児科専門医、日本小児科医会「子どもの心」相談医、(ADHDの治療薬である)コンサータ・ビバンセ登録医。2025年『ももち子どもの発達クリニック』開院。
ももち子どもの発達クリニック
〒810-0064
福岡市中央区地行3-27-27
☎092-406-1891
https://momochi-kodomo.com/
診察科目
児童精神科、神経小児内科、リハビリテーション科
診察日
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
| 9:00~ 12:30 |
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| 14:00~ 18:00 |
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休診: 月曜、日祝日
