【大分県 安心院応援プロジェクト】藤井名人が選んだ安心院の銘菓「鏝絵の町」
60余年愛される安心院の銘菓。堀菓子舗の「鏝絵の町」 |
![]() |
宇佐市安心院(あじむ)は、町のあちこちに「鏝絵(こてえ)」が残る「鏝絵の町」として知られています。
鏝絵は、左官職人が漆喰(しっくい)を用いて外壁や土蔵などに立体的な装飾を施したもので、明治時代頃から発展しました。火除けや家内安全などの願いを込めて、縁起の良い動物や神仏、七福神などが題材として描かれることもあるということです。
そんな歴史を感じながら下毛(しもげ)地区を散策していると、一軒の趣ある建物に出会いました。
—–創業60年以上の歴史を持つ老舗「堀菓子舗(ほりかしほ)」です。
*残念ながら訪れたときはお休みでした。
昭和の面影を残しつつ落ち着いた佇まいで、長年この地で親しまれてきたことが伝わってきます。
こちらのお店に飾られている鏝絵はこちら。「恵比寿とスッポン」です。
安心院名物のスッポンと、商売繁盛の恵比寿様が一緒に描かれたこの地ならではの鏝絵ですね。

名人戦でも選ばれた一品
以前から堀菓子舗で買いたいお菓子がありましたが、残念ながらこの日は店舗が休み。そこで帰りに道の駅「小の岩の庄」に立ち寄り、購入したのが「鏝絵の町」です。

このお菓子は、2025年5月に行われた藤井聡太名人戦第4局で、午前のおやつとして提供されたことでも知られています。
筋肉にはプロテイン、脳にはブドウ糖!
将棋は「脳に汗をかく」と言われるほど、長時間にわたり高い集中力と思考力を必要とするマインドスポーツで、1局で体重が数キロ減ることもあるといわれています。また、脳はエネルギー消費の大きい器官であり、集中を維持するためには糖分補給が欠かせません。

名人戦第4局は千日手へともつれ込み、精神力の限界を試されるような激闘となりました。そんな極限の勝負の中で、藤井名人が選んだのがこの「鏝絵の町」です。
もしかすると、この過酷な長丁場の中で、ほっと一息つかせてくれたのが、このお菓子だったのかもしれませんね。
実食|和と洋のバランスが絶妙な味わい
袋を開けると、落ち着いた焼き色と素朴な見た目が印象的です。派手さはありませんが、丁寧に作られていることが伝わります。

しっかりと歯ごたえを感じる「サクッ」と感
手に取ると、丁寧に重ねられたパイ生地が印象的です。ひと口かじると、「サクッ」と軽やかな食感の中に、しっかりとした歯ごたえも感じられ、バターの香ばしさがふわりと続きます。
中に詰まっているのは、北海道産の大納言を使った餡。しっかりと詰まっていて食べごたえがあります。甘さは控えめで、コクを感じつつも後味はすっきり。パイ生地と合わさることで、どちらかが主張しすぎることなく、絶妙なバランスにまとまっています。
塩味が引き立てる、大人の甘さ
ほんのりと効いた塩味が、餡の甘さを引き締め、味わいに奥行きを与えています。甘さを引き立てながらも後味はすっきりとしていて、最後まで飽きずに楽しめる仕上がりです。
素朴さの中に感じる、丁寧な味わい
全体として派手さはありませんが、素材と作りの丁寧さがしっかりと伝わってきます。まっすぐで飽きのこない味わいに、長く親しまれてきた理由が感じられました。
安心院の思い出に添えるお土産としても、おすすめできる一品です。
<店舗情報>
- 店名:堀菓子舗(ほりかしほ)
- 住所:大分県宇佐市安心院町下毛
- 備考:店舗休業時は、道の駅「小の岩の庄」などで購入可能
■安心院応援プロジェクト

このたびアプライドグループで、大分県宇佐市安心院町の魅力を発信する「安心院応援プロジェクト」がスタートしました。
安心院は、豊かな自然や歴史的文化など、多くの魅力があふれる地域です。地域の方々の声や安心院のさまざまな魅力を取材し、コンテンツとして発信していきます。
安心院応援プロジェクトの取り組みに、ぜひご注目ください!!

