【インタビュー】Fuku Spo – アビスパ福岡 /前嶋 洋太

DF 前嶋 洋太(Maejima Yota・背番号29)

「感動と勝ちにこだわる」
チャンスのときにはゴール前まで顔を出しピンチのときには気の利いたポジショニングで相手の攻撃の勢いを衰えさせる。玄人好みの実力派、前嶋洋太に迫る。
10名の新加入選手と
守備の堅さ+αを
明治安田J1百年構想リーグという特別大会が始まりましたが、モチベーションはこれまでのシーズンと何も変わらないですね。90分で引き分けの場合はPK戦で決着をつけるという方式なので、蹴るチャンスがあれば、PKも蹴りたいです。
今シーズンは10名の選手が新しく加入して、若い選手が増えました。28歳の自分がベテラン組に入っていることに困惑するところもありますが、若い選手がストレスなくチームに溶け込めるようにと意識するようになりましたね。僕がこのチームに加入したのが4年前の’22年。当時もチームの先輩たちが気を配ってくれたので、自分もチームに入りやすかったことを思い出します。アビスパ福岡は、そういう馴染みやすい雰囲気が良いところだと思うので、在籍年数が長くなってきた僕も、そういった良い部分は途絶えさせないように、継承していきたいと思っています。
チームの戦い方は、大きく変わらないと思います。もともと守備の堅さが特長ですし、細かい変更点はあっても、立ち返る場所は変わらないと思います。今年はそこに攻撃的な要素をプラスしていくことになります。キャンプでは得点も多く奪えましたが、失点もありましたし、トライアンドエラーを繰り返しながら、シーズンに臨めていると思います。
アシスト5以上を目標に
チーム目標は6位以上
自分自身も攻撃で求められることが増えると思うので、そこは自分の特長を出してチャレンジしていきたいと思っています。中央でボールを出してくれる選手がいるので、相手ディフェンダーの背後を狙う意識も持っていますし、チャンスのときにゴール前まで顔を出すシーンも増やせていると思います。クロスの精度とか、ゴール前に顔を出す回数などに注目してもらいたいです。数字のところで言うと、このシーズンはアシスト5以上を残したいですね。
名古(新太郎)選手や見木(友哉)選手がボールを持つとチャンスが増えると思うので、預けるところは預けて、彼らにはたくさんボールに触ってもらおうと思っています。あとは若い選手も多いので、自分はバランスを取ったり、ピッチでの立ち振る舞いを意識したりしながらプレーしたいと思います。
僕はもともと感情が表に出るタイプではないですし、奈良(竜樹)選手や上島(拓巳)選手のように引っ張るタイプでもないですが、危ない場面でのポジショニングとか、気を遣ってプレーしているところが持ち味の一つだと思います。このチームに所属してからは、守備の面でもたくさん勉強させてもらっています。監督やコーチ、先輩たちに教えてもらいながらですが、守備においての答えを見つけながら、プレーしている感覚はありますね。サッカーに対する考え方の幅が広がっていますし、選択肢が増えたところが成長できていると思います。
明治安田J1百年構想リーグは西地区と東地区で戦っていきますが、チームとしての目標は6位以上。クラブは「感動と勝ちにこだわる」というスローガンを掲げているので、スタジアムに来ていただいた方々の心を揺さぶれるような試合をして、勝ちたいと思います。やっぱりスタジアムで生の試合を見たら、熱量とか感じてもらえると思うんですよね。スタジアムに足を運んでくれた人たちが、来て良かったと思ってもらえるような試合をしていきたいです。それが、僕たち選手ができる福岡への貢献、価値だと思っているので。
前嶋選手のプライベートに迫るQ&A
Q.オフはどのように過ごしましたか?
A.年に1回しか実家に帰らないので、地元の友達と会いました。僕は横浜FC下部組織の出身で、サッカー仲間と集まることもあります。今回は会っていないけど、東京ヴェルディの齋藤功佑はジュニアユースから一緒でした。
Q.趣味やハマっていることは?
A.最近、コーヒーにハマっています。もともと好きだったんですが、特にこだわっていなくて、チームメイトの藤本一輝に「本物を知った方がいい」と言われました(笑)。違いが分かるようになって、楽しくなっています。
